青くて固いアボカドと伝書鳩と夜空に漂うセピア色の恋心

文字数 590文字

覚えてる

その感覚

これだけ時が流れても

君が不意に私の肩を抱いたこと



えっ?って君の顔みたら

君の顔がとっても私の顔の近くにあって

いつもの無邪気な笑顔をしていたね


元気にしてるかな?

もう まったく 別の道を歩んでいる私たちだけど

あの時


君と出会えて

一緒に過ごせて

楽しくて輝いてて甘くて

よかった。




心が温かくなったり、

ジェラシーで、落ち込んだり、悲しくなったり、でもその感情は君には見せないようにしていた空元気を装う日々も 今思えば、かわいらしい私の青春の1ページとなりました




「どこかの空の下で
今も君が
元気で
笑って
過ごせていますように」





私がアボカドくんに言うように
誰かが君に言っているかも
誰かが今も君の幸せをそっと想っているかも
君は忘れちゃったかもしれないけど。
それか、君も、忘れてなくて、君もふと、たまに思い出すあの人のこと。
あの人も、きっと、君のこと、たまに、ふと、思い出してて、今の君の幸せを祈ってるって、私思うんだ。

私は伝書鳩みたいに、テレパシーを感じ取るセンサーみたいに、夜空にうごめき、漂っている淡いセピア色の昔の恋心達を、キャッチして、ここで、代理で、文字にして、表現しているよ。


そんな感覚があるの。





春の夜風に乗って..



ほら




また誰かのセピア色の恋心が私に手を振っている




























おまけ(いい感じに熟された黒色のアボカド君で、
ガーリックシュリンプとアボカドのサラダ。
作ろう。
美味しんだよねぇ♡)

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