(四)-5(了)

文字数 243文字

 瑞穂も勤めている会社を休んでいて行方知れずだという。そのためか、兄の共犯と推定されて警察が行方を追われる身となってしまったのだ。その関係で、彼女の部屋が捜索の対象となった。
 そして手紙は俺のフルネームがあったため、調べた後に俺に渡しにきたというわけだ。
 現在のところ、兄妹の行方は全く不明だという。全力で追っているが、ひょっとすると、二人は既に自殺を図っていたのでは、とも警察は考えていると大曽根刑事は語った。

 警察が帰ると、俺は手紙を開いて読んだ。そしてその内容に愕然とした。
(了)
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み