第6話:インフルエンザと宗子体調不良、西日本豪雨

文字数 1,776文字

 5月9日、厚生労働省、前日にカナダからデトロイト国際空港発成田国際空港着の旅客機で帰国した大阪府立高校の教員と高校生の3人について新型インフルエンザウイルス感染を確認、3人を成田市内の病院に隔離、周囲2メートル以内にいた乗客についても10日間の検査隔離を行う措置。後に、7日間に短縮。7月21日、閣議おいて、衆議院解散を決定。

 同日の衆議院本会議で河野洋平議長が詔書を朗読して衆議院が解散された。この解散により、小泉純一郎元内閣総理大臣を含む前職、25人が今期限りで引退。8月15日、新型インフルエンザによる死者が国内で初めて確認される。初の死者は宜野湾市の57歳男性 心筋梗塞の治療歴ある。8月19日、政府は新型インフルエンザによる死者が確認されたことを受けて本格的な国内の流行拡大を宣言した。

 8月22日、安護宗子さんが、海女の仕事に復帰するために潜ったが、急に体調が、悪いとして、浮かび上がってきてから、嘔吐して、小屋で少しの間、休養した。海女、仲間から、出産後、体調を崩す人もいたので、海女さん稼業を終わらせて、子供の面倒をみた方が良いと、優しく言われた。そのため、自分の情けなさと友人の優しさを感じ号泣し海女さんを辞める決心をした。

 9月9日、第45回衆議院議員総選挙の結果を受けて民主党・社会民主党「社民党」・国民新党の党首会談において新しく発足する政権に3党による連立政権を組むことで合意した。総務省は地上波テレビ・ラジオ放送局195社のうち107社において2008年度の収支で、純損失を計上した。記録が残っている1975年度以降の業界全体の合計でも初めて赤字に転落した。

 9月16日、第172回国会「特別国会」が、召集される。午前、麻生内閣は首相官邸で臨時閣議を開いて総辞職。衆議院本会議においては、正副議長選挙が行われた後、午後、鳩山由紀夫民主党党首が衆議院・参議院本会議において第93代内閣総理大臣として首班指名。鳩山由紀夫内閣が組閣。閣僚の発表後、同日夜、皇居において内閣総理大臣親任式とそれに続く閣僚認証式を執り行い内閣を発足させた。

 10月19日、新型インフルエンザの予防接種が開始された。11月11日、前線を伴った低気圧の影響によって西日本を中心に記録的な大雨となった。和歌山において4時までの1時間降水量が120ミリと史上最多の雨量を観測。そのほかの地域でも多くの地点で最多の雨量を観測。気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表。

 11月26日、東京外国為替市場においてアメリカ合衆国の低金利の金利政策の長期化予測が原因でドルが全面安の展開となって円相場が急騰。リーマン・ショック以降の最高値である今年1月21日につけた1ドル、87円10銭を突破、1995年7月以来、14年4カ月ぶりに一時、86円29銭まで上昇。

 しかし、海女さんの仕事を辞めても、突然、めまいが、襲ってくるようになり、ふさぎ込んでいたが、可愛い子供達のために懸命に頑張っていた。それを見かねて、義理の母が、母乳でなくても最近の育児用ミルクは、良くなっているから、子供達は、元気に育つと励ました。すると、その優しい言葉を聞いて、涙を流した。こうして、2010年が、明けた。

 日本航空が1月19日、会社更生法の適用を東京地裁に申請、経営破綻した。負債額は約2兆3千億円と事業会社では過去最大。京セラ創業者の稲盛和夫氏を会長に迎え、政府が出資する企業再生支援機構の下で再建を目指している。事業規模を3分の2に圧縮するとし、内外45路線からの撤退やグループで約1万6千人の人員削減など抜本改革に着手。

 パイロットや客室乗務員の退職数は目標に届かず、最大200人を整理解雇する。この年になっても安護宗子さんの体調が戻らなくて、産婦人科を定期的に受診したが、むしろ、心療内科の方が良いと言われ心療内科での治療を続けた。しかし、症状の改善は、芳しくなかった。それは、産後の体調が回復しないためと心療内科の先生の話で再度、産婦人科を受診した。

 しかし、産後の体調に関しては、個人によって異なるから仕方ないと言われ、再度、心療内科を受診し精神安定剤を処方され治療した。2010年も春を迎え、夏になると子供達は、乳離れをはじめて、10月には、母のおっぱいを飲まなくなった。
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