第3話:投資の成功、地震、中古パソコンの商売開始

文字数 1,786文字

 地殻を構成する大陸プレート「ユーラシアプレートあるいはアムールプレート」内で発生した地震、いわゆる内陸地殻内地震である。発震機構は東西方向に圧力軸を持つ横ずれ断層型で、断層面は地面に対して垂直であり、余震分布から北西-南東方向に延びる左横ずれ断層と考えられている。この地震を起こした震源断層は、政府の地震調査委員会により「福岡県北西沖の断層」と仮称されている。

 ただし、地震発生当時はこの断層の存在は知られていなかった。この地震最大の震度6弱を観測したのは4地点で、福岡県内では福岡市東区東浜、中央区舞鶴、前原市「現糸島市」前原西の3地点、佐賀県内ではみやき町北茂安の1地点となっている。福岡県内の1地点は震央から約30キロであるのに対し、佐賀県みやき町は震央から60キロとやや離れている。

 また、福岡県福岡地方の広い範囲と筑後地方・筑豊地方の一部、佐賀県と長崎県壱岐の一部で震度5強となった。福岡県、佐賀県および長崎県北部と壱岐・対馬、大分県北部はほとんどが震度4以上となり、このほか熊本県、長崎県、山口県、島根県でも複数の地点で震度4を観測している。これら観測値と同様に気象庁の推計震度分布図によれば、博多湾沿岸の広い範囲。

 それに、筑後川流域、唐津湾沿岸のそれぞれ一部で推定震度5強、ところによっては推定震度6弱の地域が分布している。また、福岡平野から筑紫山地西部にかけての地域と筑紫平野の全域に推定震度5弱の地域が分布している。2007年7月18日、証券会社の担当者から伊藤忠株の気配値が1589円と高いので売りと言われ、同意した。そして、全株、5千株、成り行き売り注文を出した。

 昼休み証券会社に電話で確認すると全株売れ、税引き後利益が650万円で、残高が、765万円になったと知らされた。これを話を蜂谷宗子に伝え、結婚を申し込んだ。答えは、OKと言われ、安護義之は、蜂谷宗子の両親に結婚の承諾もらうべく話をすると了解を得られた。その後、安護の家に行って、蜂谷宗子さんと結婚すると言うと、驚いて、本当かと、確認する始末であった。

 そして、父は、本当にやっていけるのかと言うので、金は借りないから、心配しないで欲しいと語った。住む場所は、2DKの公営住宅を月2万円で、8月から借りることになった。さらに、カローラバンの中古車と電化製品など50万円で買い新婚生活を始めた。そして、2007年9月16日、町の公民館で安護義之と蜂谷宗子の結婚式を参列者38人で執り行い、はれて結婚が認められた。

 新婚旅行は、名古屋港水族館を見学して、その晩、長良川温泉に泊まった。翌日、彦根城を見学。その後、大津の景色良い場所から琵琶湖を眺めて、一泊二日の新婚旅行から、鳥羽に帰ってきた。この頃、安護の実家の商店は、スーパーに押されて、儲けが減り、たまらず、店員に退職してもらい安護の両親と安護義之の3人でやっていくことになった。

 しかし、いずれ店をたたむしかないと考えた安護義之は、パソコンとゲーム機の中古品を販売しようと古物商の免許を取得する勉強を始めた。以前からパソコンには興味を持っていたので、メモリ増設、ハードディスク交換も自分でできた。最初は、据え置き型ウインドウズ・パソコンの中古品を買い集めた。その後、地道に利益を積み上げ様と商品の売買の回転を上げることに集中した。

 また、ノートパソコンは、内部をいじる事が、できないので、取り扱いをしないことにした。ソフトウェアも法律上の問題があり取り扱いしない事にした。また、パソコンのハードディスクの取付け、メモリーの増設も始めた。もちろん以前よりも忙しくなったが、こちらから売り込むのではなく、お客さんが、自発的に価格的なメリットがあり買うので販売活動がいらないのが、安護にとっては、一番ありがたい。

 また、パソコン販売以外にメモリー増設、ハードディスクの増設の依頼も多くて、助かった。その他、中高年や女性の人で、パソコンの使い方、ソフトの使い方も教えて欲しいと言う要望もあった。こうして2007年の年末は、入荷量も増え販売量も増えたので、多額の資本が、必要なく、金銭的には、助かった。やがて2008年を迎えた。今年は、中高年を中心に一太郎、ワード、エクセル、インターネットについての講習会を10人単位で店で、行うことにした。
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