第7話噓は嫌いだ
文字数 516文字
今まで本当にごめん。本音を言えずにいた。俺は優しくない、ただの偽善者だ。
本当に好き同士じゃなきゃ付き合っちゃいけないなんて、少女漫画みたいな事は思ってない。現実は甘くないから。だから世の中の大半がそうするように、平凡な付き合いが出来たのは凄く感謝してる。
俺が悪かった。別れよう?
恵世、察しがいいから私が性感染症になったのバレた?ごめん!・・・でも別の人と付き合ってみて分かった、恵世は本当に1番優しかった。恵世みたいな気遣いのできる男なんていなかった。だから・・・別れるは無しにしてよ・・・
<クリニック内>
秋がお祓いもどきの最中
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