魅力開花法【層の合致】(11・8加筆修正)

文字数 1,516文字

層と内容を合致させよう

小説を書くときは、自分の思い描いた物語を書いていくとは思うのですが、書く前に、その作品の対象年齢や対象性別を視野に入れていますか?

小説とは、まず作品を通し何を伝えたいのか?
「メッセージ」
どんなテーマでそのメッセージを伝えようとするのか?
「テーマ」
小説を通して、読み手にどんな喜怒哀楽を感じてもらうのか?
対象の年齢、対象性別は?
これが大切です。

これらが合致しないと、作品の魅力が100パーセント読み手に伝わらないから。せっかく子供向けに書いたものが、過激で読むことできなかったり漢字が難しくて分からなかったり、女性向けに書いたものが、女性にとって不快になる表現ばかりだったりすると、一番読んで欲しい層が手に取ってくれない、または手に取れなくなってしまう。

自分が小説の読み手として向けた層というのは、作品に対して100という期待値を満たす存在です。
自分の作品を向けたい層はどんな層なのか?
また、その作品は向けたい層に受け入れやすいのか?
表現なども見直しながら、工夫するといくらでも手に取って貰えます。
(ルビを振る、説明を加えるなど)

内容もしかり。
その年代の大まかな好み、というものがあります。
それは共感を、重視しましょう。
同じ目線のものが感情移入しやすく、未経験のものは感情移入し辛い。

もし夢をみせようと考えるならば。
相手にとって未経験であろうと考えられるものは、ちゃんと想像しやすいように細かく丁寧な説明を加えるといい。
(極端な例:小学生に教師が主人公のものを書く。どんな仕事なのか分かりやすい説明補足を加える)
ただその説明を、どんな風に読み手に伝えるかは作者の腕次第。
例えば職業についてだったら、主人公が体験するのか?
求人広告をみるのか?
ネットで調べる描写を入れるのか?
社長として事業を始めるなど。

たくさんの方法があるので説明≠地の文ではないと解釈していていただけたら幸いです。

****

22・実力を試すには

さて、自分の小説に自信満々な人ってどれくらいいるんでしょうか?
たぶん居ないと思うんですよね。
わたしは自分の小説のクレイジーさに置いては自信満々ですが。

実力=本棚数やプレビュー、賞ってという考え方だとあっという間に、自信は失墜します。

例えばAさんとBさんは土台が一緒でなければならない。
Aさんは常にランキング上位
Bさんは常にランキング下位
だとする。
それは別に基準が、上手い下手じゃなく”需要の問題”なんですよ。

自分はあまり本棚数の多いものは読みません。
その中の人が(ファン)口コミで広げたり、レビューを書けばいい話だと考えるから。(レビューを書く前提で読むスタイルなので)
なので、わざわざ自分の時間を使ってなにかする必要性はない。
(わたしが何かお節介をする必要性がないという意味)

読んでレビューを書いたところで何も得はしないし、なんのやりがいも感じない。(本棚などが多いものは、レビューを参考にはいない為)
しかし、本棚多いから読んでみようが大半の人。
(これが一般的な感覚)

じゃあその違いってなんなの?
それは”共感による需要の違い”
簡単に言えば今”オフィスラブ”が人気だとする。
しかし、”学園もの”を書いていてもなかなか読み手がつかないと言うこと。
手に取ってもらえなければ、上手い下手なんてものは当然、評価以前の話となる。なので落ち込む必要は無い。

わたしはこれを提案します。
一作で良いから、人気タグから物語をつくる。
どんな話にするかは作者次第。

ランキング上位に行ってみたいそこのあなた、是非試してみて下さい。
ヒットした時の爽快感は半端無いですよ。
(各サイトによってランキング上位に上がるための対策は違います)





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