プロットを立てるときに(登場人物と物語・起承転結)

文字数 1,123文字

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1.プロット、登場人物

■プロットを立てる時に考えること■

1・テーマを決める
何について書くかを決めます。
2・メッセージ
小説を通し読み手に伝えたいことは何か?
3・ジャンルの設定
どんなジャンルで書くかを決める
4・どんな物語にするか?ラストはどうするか?
先に登場人物を考えるよりも必然性を重視したほうが登場人物の個性の無さが回避できます。
5・世界観・オリジナル設定など
舞台をどうするか?どんな特殊なことがあるか?など
6・登場人物
三人いれば物語りは簡単に進んでいきます。

■登場人物■
ポイント1:必然性でつくる
ポイント2:やたら名前を付けすぎない
ポイント3:いきなり登場人物を出しすぎない

登場人物がどんな人か理解しているのは自分だけ。
自分の家族を良く知っているのは誰か、というのと同じ。
赤の他人はまったくわかっていません。
これを踏まえていないと読んでもらえないものとなっていきます。

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2.登場人物、視点

■登場人物■
役柄で作っていく

その物語に必要なのは誰ですか?
例えば異性恋愛物のハッピーエンドものなら
1:主人公
2:恋人になる相手

この二人がハッピーエンドになるために必要な人は誰でしたか?
(自分が立てたシナリオを見て考える)
例*同僚と三角関係になった
3:三角関係になった相手
例*お見合い
3:お見合いをすすめてくれた人
例*同窓会で再会
3:きっかけをくれた人

こんな感じ。要らない人を加えれば加えるほど焦点がずれていきます。
上手な人ほど最小限で作っていくことができます。
例えばこのライバルの3人目が別の人とくっいて幸せになることを書きたい場合は、別にストーリーを構築するほうがごちゃごちゃしません。

■視点を決める■

誰か一人に絞るのか?
多視点にするのか?

一人称にするのか?
三人称にするのか?
先に決めます。

一人称一視点なら読みやすいですが、視点の切り替えをしたいのならば心情部分以外の地の文は三人称で統一する方が読みやすいです。
特に地の文での(心情以外)名前の呼び方を変えるのは混乱を招くので注意が必要です。

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3.どんな物語にするか

■物語は大きくわけて二種類■
1.主人公が物語の中で、成長する物語
2.主人公によって、周りが成長する物語
方向性を決めましょう。

物語の基本的な流れは童話や昔話などがわかりやすいです。

■起承転結は4つに分けるわけではない■

起*事の発端
一行程度の場合もある。
承*メインの部分
転*結末に繋がるための急展開を迎えるような転換の部分。
結*結びの部分。
一行程度の場合もある。

例1.いろんなパターン


転結(転を迎えそのまま結びとなる場合もある)

例2.いろんなパターン
起承(起承が一緒になる場合もある)



例3.いろんなパターン
起承
転結
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