第14話

文字数 858文字

 以前、僕は、社会人講座を受けていた時、受講生の仲間が、僕に「ドストエフスキーが、難しい」「『罪と罰』とか『悪霊』が、難しい」と言ったおじさんが、いた。
 それで、僕は、ドストエフスキーは、理解している、と言われたことはあったが、そのおじさんは、理解できなかったらしい。
 …
 ここで、思うこともある。
 僕からしてみたら、ドストエフスキーは、理解ができても、そうではない人がいる。
 しかし、そうしたものを、時間をかけないと理解できないこともあるのは、僕ですら分かるし、酷な言い方だけど、生きている間には、理解ができないこともあると、分かる。僕に限らず、みんな、同じと思う。
 確かに、ドストエフスキーは、理解をするのは、難しいのだが、こんな僕でも、日常の些細なことで、困っていることはある。
 それは、今は明かせないが、困っている。
 例えば、大学教授が、「分かっているよね」と言って、僕のドストエフスキーに対する造詣について、良さを評価しても、他の部分はできていないときもある。
 …
 例えば、ある美人のモデルさんがいる。
 僕は、何人か好きだが、モデルさんでも、美貌ばかり気になってしまって、それで、家事や料理ができないケースもあると分かる。
 すると、どうだろうか?
 例えば、グラビアアイドルの女性は、写真で見せるのは、良い。
 だけど、一緒に生活をしたら、料理がおいしくないとか、洗濯ができないなんて例がある。すると、結婚したら困ると思う。
 僕は、グラビアアイドルが、好きだが、実は、こんな時、困ると思う。
 勿論、結婚して離婚するケースもある。
 それは、例えば、旦那だった人が、DVを働くケースがある。
 これは、確かに、男が悪いのは、間違いがないけど、グラビアアイドルのような人と一緒にいたら、リスクはあると、分かる。
 仕事で「入院した」とか「体調が悪い」とあまり言ってはいけないのと同じになる。
 だから、惚れた腫れたで、結婚してはいけないと気がつく。
 話は、脱線したなと思う。
 ただ、それでも、僕は、美人が好きだが、と思う。
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