第２話　オリンピック

　どうでもいいようなことを、どうでもいいように書く…
　家にはもともとテレビがないから、でも、あったとしても絶対に見なかっただろう。
　ヤフーなんかのテレビニュース？も、オリンピック競技の映像が出たら、さっさと消してしまう。
　いろんなスポーツがあるけれど、それをぜんぶ、いっしょくたの場所で、どうして行わなければならないんだろう？
　それぞれの競技なんだから、それぞれの競技の中で、一番だ二番だ勝った負けたの、やっていればいいんではないか。いちいち、サッカーも野球も水泳も、集まってやることがよくわからない。

　それにしても、某コ○ナウイルスが蔓延りはじめて、もう一年半。なにを国はやってきたのかと思うよ。一年あれば、病院もあっちこっちにたくさん造れたろうに。ここ奈良も、全然使われないバスターミナルだの、妙な建物ばかり造って、お金がまちがって使われているみたい。
　東京じゃ、自宅で苦しんでいる人がたくさんいるようだし、病院の数が足りないのは一年前から分かっていたはずだが。オリンピックどころではないのも、分かっていたはずだが。

　県や都が、あれこれやっても、国がどんどん外国人さんを入れていたんだから、結局ダメだったんだろうけれど、もうちょっと一生懸命やっても、よかったんじゃないかな。「何となく、どうにかなるんじゃね？」的なところから始めているのが、ミエミエだし。「ウチだけじゃない、世界中が大変だから」を逃げ道に、何もしてこなかったんだろうよ。
　何か本気でやって、この結果なら、仕方ないと思うよ。でも、なんもやってないも同然じゃん。

　オリンピックを開く人たちに、あれだけ悪心があることがバレてもまだ、4年後はウチで！ 4年後はウチで！って国があるっていうのも、信じられん。ほんとに、何を考えているんだろう。あ、おカネのことか。
　しかし…おカネで、ほんとにハッピーになれるんかねえ。そんなもんじゃない、って思うオレはおかしいのカネ。