3頁
文字数 849文字
船長は、俺が頼んだプールの水を抜くを、
渋々、排水スイッチを押して実行してから。
俺達に自己紹介をした。
「丸々丸の船長、佐藤武司です。あなた方が、爆弾処理の専門家ですか?軍?警察?どちらのですか」
と聞くので。
「フリーランス」
と答えながら、部屋を見回した。
操縦スタッフは5人。その他、警備の者と
何やら、サービススタッフが二人立って端にいた。ふーん、てな感じだ。
「フリーランスって。アルバイトですか?」
と驚くので。
「腕は1流だ。こいつは、警察や軍で教えている程のな」
と山村を指して言うと。フーッと溜め息をついた。まあ、いつもの事だ。
「爆弾は何処です?」
俺が聞くと。船長は一瞬、目が泳いでから。
「分かりませんが。こんなものが」
と手紙を渡した。そこには、
『我々は革命組織。人類の夜明け、である。
金にあかせて、贅沢の極みを行う金持ち共と、その運営を行う、強欲な富々カンパニーに天誅を与えるものである。
我々の要求は、この船の爆破である。
我々は人殺は好まない。速やかに下船せよ。
但し、船を10ノット以下に速度を下げると、爆弾が起爆する!以上である』
「下手な文章」
と俺が言うと。
「兎に角、爆弾を見付けて下さい。
もし、無ければ。次の港で、お客様を乗せなければ、なりませんので」
と、まったくガセっぽい話に焦った顔をした。
すると、直ぐに山村が操縦装置の、速度計の
パネルを外し出した。船長は慌てて、
「何をするんですか!」
と止めようとしたので、
「触るな!」
と俺が船長の腕を掴んだ。そして、
「船は自動操縦・・・、みたいなのにして。
全員部屋を出ろ!爆弾があるかも知れない!」
と言うと。副船長だろう、一人のクルーが全員を部屋から追い出し。自分は残った。
山村は、パネルを外すと。
「あったよ。但し、無線送信機だ。爆弾に速度を教えている。う~ん、これだと何処に有るのかな?近くないと、ダメな筈だが」
と言うので。俺はプールに行くと、機械を梱包から取り出すと。
船内を、サービススタッフの1人と警備担当のボス、二人と共に爆弾を探し始めた。
渋々、排水スイッチを押して実行してから。
俺達に自己紹介をした。
「丸々丸の船長、佐藤武司です。あなた方が、爆弾処理の専門家ですか?軍?警察?どちらのですか」
と聞くので。
「フリーランス」
と答えながら、部屋を見回した。
操縦スタッフは5人。その他、警備の者と
何やら、サービススタッフが二人立って端にいた。ふーん、てな感じだ。
「フリーランスって。アルバイトですか?」
と驚くので。
「腕は1流だ。こいつは、警察や軍で教えている程のな」
と山村を指して言うと。フーッと溜め息をついた。まあ、いつもの事だ。
「爆弾は何処です?」
俺が聞くと。船長は一瞬、目が泳いでから。
「分かりませんが。こんなものが」
と手紙を渡した。そこには、
『我々は革命組織。人類の夜明け、である。
金にあかせて、贅沢の極みを行う金持ち共と、その運営を行う、強欲な富々カンパニーに天誅を与えるものである。
我々の要求は、この船の爆破である。
我々は人殺は好まない。速やかに下船せよ。
但し、船を10ノット以下に速度を下げると、爆弾が起爆する!以上である』
「下手な文章」
と俺が言うと。
「兎に角、爆弾を見付けて下さい。
もし、無ければ。次の港で、お客様を乗せなければ、なりませんので」
と、まったくガセっぽい話に焦った顔をした。
すると、直ぐに山村が操縦装置の、速度計の
パネルを外し出した。船長は慌てて、
「何をするんですか!」
と止めようとしたので、
「触るな!」
と俺が船長の腕を掴んだ。そして、
「船は自動操縦・・・、みたいなのにして。
全員部屋を出ろ!爆弾があるかも知れない!」
と言うと。副船長だろう、一人のクルーが全員を部屋から追い出し。自分は残った。
山村は、パネルを外すと。
「あったよ。但し、無線送信機だ。爆弾に速度を教えている。う~ん、これだと何処に有るのかな?近くないと、ダメな筈だが」
と言うので。俺はプールに行くと、機械を梱包から取り出すと。
船内を、サービススタッフの1人と警備担当のボス、二人と共に爆弾を探し始めた。