4頁
文字数 627文字
電波受信機を二人に渡して、無線機を付けさせて、手分けして探した。どうやら、船倉まで無線中継器があることが分かった。俺は二人と合流すると。
「お客は降ろせ。船長に伝える、船は何時間で燃料切れになる?」
と聞いた。二人は分からないと言うので。
艦内電話で聞いてもらった。燃料切れになるのは、8時間後。お客はヘリで反復輸送して全員退船するのに約5時間との事だった。
兎に角、急ぐ様に言った。
俺はサービススタッフ(リーダーだった)に聞いた。
「船倉には、どんな荷物が?」
と、すると普通の食材やお酒、そしてチョコレートがあると言った。
「チョコ?」
と聞くと。船旅の途中で、バレンタインデーがあるので、大量のチョコが積んであるとの事だった。俺達は兎に角、操縦ルームに戻った。
そして、山村に無線機を渡すと。
「船倉に爆弾が有るようだ。兎に角見てくる。
お前は、どうする?」
と聞くと。渡した備品を探りながら。
「う〜ん、この機械を止めるか或いは嘘の情報を与えて、船が動いている様に見せかけるか。結構、お粗末な機械だ、止められるかもな」
俺は、そうかと言ったが、何か引っ掛かった。
理由は簡単。人殺しはしないと言っときながら、船は止められない。それに、簡単に見付かる無線送信機。
しかも、しかも運営会社のスタッフが乗っているのなら、一緒に沈めそうなものだ。
何より爆破まで時間がある。
止めてくれと言っているみたいだ。
テロリストらしからぬ行動だ。
俺は兎に角、物を確かめに船倉へと向かった。
「お客は降ろせ。船長に伝える、船は何時間で燃料切れになる?」
と聞いた。二人は分からないと言うので。
艦内電話で聞いてもらった。燃料切れになるのは、8時間後。お客はヘリで反復輸送して全員退船するのに約5時間との事だった。
兎に角、急ぐ様に言った。
俺はサービススタッフ(リーダーだった)に聞いた。
「船倉には、どんな荷物が?」
と、すると普通の食材やお酒、そしてチョコレートがあると言った。
「チョコ?」
と聞くと。船旅の途中で、バレンタインデーがあるので、大量のチョコが積んであるとの事だった。俺達は兎に角、操縦ルームに戻った。
そして、山村に無線機を渡すと。
「船倉に爆弾が有るようだ。兎に角見てくる。
お前は、どうする?」
と聞くと。渡した備品を探りながら。
「う〜ん、この機械を止めるか或いは嘘の情報を与えて、船が動いている様に見せかけるか。結構、お粗末な機械だ、止められるかもな」
俺は、そうかと言ったが、何か引っ掛かった。
理由は簡単。人殺しはしないと言っときながら、船は止められない。それに、簡単に見付かる無線送信機。
しかも、しかも運営会社のスタッフが乗っているのなら、一緒に沈めそうなものだ。
何より爆破まで時間がある。
止めてくれと言っているみたいだ。
テロリストらしからぬ行動だ。
俺は兎に角、物を確かめに船倉へと向かった。