暗黒の保護室
文字数 514文字
一体全体ハレには何が何だか理解できないことがいくつもありました。ポツンとあるむき出しの便器で用を足すのは女性としても大変恥ずかしいことでした。看護師がこの隔離された保護室という部屋で静かにおとなしくしていられないハレを追い回してお尻から太ももにかけた辺りにとても痛い注射をしにきたりしました。その時はハレが暴れてしまうから、という理由で2、3人の看護師がねじ込み伏せに強い力でハレを床に押し付けました。
ハレはなんでこんな自分の運命が激変するのだろうかと思いました。発端は早朝にコンビニへ行ったことから始まったのだけど、ハレはなぜか病院にいて激しく暴れているのです。全てが敵のように思えてくるこの暗黒の保護室でそれらは起こっているのです。
ハレは朝の食事を持ってくる女の看護師が大嫌いでした。持ってくるペットボトルに入れたお茶は彼女から出されるとお小水のように感じました。度々その看護師は朝ごはんを見せつけて、ハレが食べようと近付くとお盆を引き離したり、スズメのような小鳥の鳴き声を真似てあしらったり、本当に最悪でした。
徐々に看護師を始め、不信感を持っていくハレは心も身体も健康とはいえない状態になってしまったのです。
ハレはなんでこんな自分の運命が激変するのだろうかと思いました。発端は早朝にコンビニへ行ったことから始まったのだけど、ハレはなぜか病院にいて激しく暴れているのです。全てが敵のように思えてくるこの暗黒の保護室でそれらは起こっているのです。
ハレは朝の食事を持ってくる女の看護師が大嫌いでした。持ってくるペットボトルに入れたお茶は彼女から出されるとお小水のように感じました。度々その看護師は朝ごはんを見せつけて、ハレが食べようと近付くとお盆を引き離したり、スズメのような小鳥の鳴き声を真似てあしらったり、本当に最悪でした。
徐々に看護師を始め、不信感を持っていくハレは心も身体も健康とはいえない状態になってしまったのです。