そっか…実はこれも季節

文字数 428文字

雨が止むたびに少しずつ季節が移ろっているのが分かる。僕の感性は平凡だけれども何しろ時間があるものだから、じっくりと空や風や植物など観察すればわりと容易くそれらの根拠が見つかる。

例えば昨日ラーメンを食べたけど、メニューに冷やし中華とかはもうない…。
コンビニのお酒棚には秋限定の銘柄が並んでいる…
等。

秋が近づくとウキウキする。

* * *

アニメ熱が冷めた、というか去った。

僕の、いや俺の最大の欠点でありまた最強の利点、それは”飽きっぽい”こと。
飽きて、期間を置いてまた再燃して、をずっと繰り返す。
また、よい作品を見掛けたりオススメされたりするまで、ひとまずひと段落である。

* * *

もしかして、なんだけども。

春は花が咲いて 夏は水に彩られて
秋は月が風にカラカラと鳴って
冬は眉毛にブラシをかける

僕たちの季節はそんな風にめぐる
それと同じように

ひねもすアニメばかり見てしまったのも
そんな四季の一節みたく
ただ単にそういう時期で
ただ待てば過ぎるものだったのかもしれない
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