【四行小説】彼女の愛した桜

文字数 82文字

 やっぱり、ここの桜は綺麗だ。
 けど誰よりこの花々を愛した彼女はもういない。
 花びらの落ちた地面に、僕はそっと手を置く。
「君のお陰で一段と綺麗に咲くようになったよ」
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