【戯曲】貘を飼う

[恋愛・ラブコメ]

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「ねえ、貘。どうして、こんなところまで、来ちゃったんだろう」
芥川の未完の遺稿から着想を得た、オリジナルの戯曲です。
夜ごとの悪夢に悩む作家の龍之介は、夢を食べてくれる貘を飼い始めますが、今度は不眠に悩まされるようになり……。
誠実で、意外にお茶目で、哀しいほど不器用だった芥川の晩年の日々を、彼を見守る周囲の人々の温かいまなざしを通して描いた、静かな作品です。

*2015年度テアトロ新人賞最終選考候補(受賞作は該当作なし)
「テアトロ」2015年10月号にも掲載されていますが、このNovelDays版が決定版です。

舞台写真は2012年に上演したときのものです。
【配役】
芥川龍之介……宮崎稲穂 Miyazaki Inaho
芥川文……実村文 Mimura Aya
内田百間……須藤正三 Sudo Masamitsu
平松ます子……渕野陽子 Fuchino Yoko(青年座)
菊池寛……北村伝次郎 Kitamura Denjiro

上演の記録はこちら↓
https://www.unit-sala.asia/works2/dream-eater/

目次

完結 全35話

2022年07月12日 19:58 更新

  1. 時・所・登場人物2022年07月07日
  2. プロローグ2022年07月05日
  3. 第一幕

  4. 第一幕第一場(1)2022年07月03日
  5. 第一幕第一場(2)2022年07月02日
  6. 第一幕第一場(3)2022年07月05日
  7. 第一幕第二場(1)2022年07月02日
  8. 第一幕第二場(2)2022年07月03日
  9. 第一幕第三場2022年07月05日
  10. 第二幕

  11. 第二幕第一場(1)2022年07月03日
  12. 第二幕第一場(2)2022年07月04日
  13. 第二幕第一場(3)2022年07月04日
  14. 第二幕第一場(4)2022年07月04日
  15. 第二幕第二場(1)2022年07月04日
  16. 第二幕第二場(2)2022年07月04日
  17. 第二幕第二場(3)2022年07月04日
  18. 第二幕第二場(4)2022年07月04日
  19. 第二幕第三場(1)2022年07月05日
  20. 第二幕第三場(2)2022年07月05日
  21. 第二幕第三場(3)2022年07月05日
  22. 第二幕第三場(4)2022年07月05日
  23. 第二幕第三場(5)2022年07月06日
  24. 第二幕第三場(6)2022年07月06日
  25. 第二幕第三場(7)2022年07月06日
  26. 第二幕第三場(8)2022年07月06日
  27. 第三幕

  28. 第三幕第一場2022年07月07日
  29. 第三幕第二場(1)2022年07月07日
  30. 第三幕第二場(2)2022年07月07日
  31. 第三幕第二場(3)2022年07月07日
  32. エピローグ2022年07月09日
  33. あとがき ~私たちの「ぼんやりした不安」~2022年07月07日
  34. 付録 『貘を飼う』をめぐる言葉たち2022年07月08日
  35. 参考文献(抄)2022年07月08日
  36. おまけ 田端文士村記念館に行ってきました(芥川三兄弟のこと、プラス太宰君のこと)2022年07月12日
  37. おまけのおまけ 田端のお蕎麦屋「浅野屋」さん2022年07月12日
  38. 最後に、なぜ百間さんだったのか ~「書かない」という書きかた~2022年07月12日

登場人物

芥川龍之介(あくたがわ りゅうのすけ、1892-1927)


作家。若くしてデビューし、一躍文壇の寵児となる。

世間一般のイメージとは違い、じつはお茶目で甘えん坊。一方で気遣いの人でもある。

数年にわたって不眠に悩まされている。

芥川文(あくたがわ ふみ、1900-1968)


龍之介の妻。八歳のとき、叔父の級友である十六歳の龍之介と出会う。のちに龍之介から熱烈な求愛を受け、彼に嫁ぐ。
天才肌の夫、その養父母と伯母、三人の息子という一家を支える主婦だが、性格はおっとりして、いつまでも少女のようなところがある。
龍之介の不調に心を痛め、親友のます子に助力を求める。

平松ます子(ひらまつ ますこ、1899-1957)

文の幼なじみで親友。良家の生まれで才気煥発、明るい性格。だが、弟妹たちを親代わりとなって育てるなど無理を重ねたため、体を壊し、自身の結婚はあきらめている。
文の悩みに親身になって応え、龍之介の秘書的な仕事を献身的にこなす。

内田百間(うちだ ひゃっけん、1889-1971)


龍之介の作家仲間で親友。本名は栄造(えいぞう)。岡山県出身。
飄々とした語り口の幻想怪奇譚という無二の作風で、のちに一世を風靡し、太平洋戦争も高度成長も生き抜いて昭和に大往生をとげるが、この物語の時点ではまだブレイク前。数少ない理解者の一人が龍之介だった。

菊池寛(きくち かん、1888-1948)


龍之介の作家仲間で親友。本名は寛(ひろし)。香川県出身。
文藝春秋社を興し、のちに芥川賞と直木賞を立ち上げるなど、実業家としても活躍する。兄貴肌で面倒見がよく、感激屋。
友人代表として龍之介の弔辞を読む運命にあることを、この物語の時点ではまだ本人も周囲も知らない。

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小説情報

【戯曲】貘を飼う

未村 明(ミムラアキラ)  mimura_akira

執筆状況
完結
エピソード
35話
種類
チャットノベル
ジャンル
恋愛・ラブコメ
タグ
戯曲, 脚本, 恋愛, 友情, 夫婦, 切ない, 芥川龍之介
総文字数
34,302文字
公開日
2022年07月02日 06:48
最終更新日
2022年07月12日 19:58
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