第7話
文字数 982文字
殺されると言われた。他の牢屋には誰もいないことで自分も殺されることを確信する。
「脱獄なんてどうするんだよ・・・」
そう、殺されるとなると急いで行かないとこのままだと死刑となるのだ。
「ここは・・・洞窟だしな・・・」
「岩に鉱石じゃねーか」
だがしかし鉱石と言っても作ることなど不可能。
「科学とか一切わからんかったしなあ・・・」
「そうだ、モールス信号だ!」
小説家はモールス信号を学んでおけばなんとかなると偉い人が言っていたので完璧に覚えている。
「モールス信号なんてわかるかな・・・」
そしてネイトとウィンドに面会した。
「よう、あんさん」
「どうするの?」
「ああ・・・それよりな・・・」
トン、ツーツーツー、ツーツートンツートン、トンツートンツーツー、トントントンツー、ツーツーツー(翻訳 看守を消してくれ)
(あいつ何してんだ!?机に向かって指たたいているけど)
到底モールス信号を解読することは不可能。
「ネイト爺さん」
「なんじゃいウィンドくん」
ごにょごにょ・・・
「なるほど、任せておけ」
いや、なんで分かった?
ツーツートンツートン、ツートン、(翻訳 解読した?)
「うん」
「良かった」
ウィンドはなぜかわかったのであった。
「おらぁ!」
「あんた何して」
看守気絶
「窓ぶっ壊すぞ」
頑張ってぶっ壊した。
「これで刑務所から出るぞ」
だがしかし難問があった。
「そうじゃった・・・」
「出るまで・・・迷宮のように長いんだった・・・」
「えええ・・・」
「おい!脱獄者がいるぞ」
バレた・・・、どうする・・・。
「ウィンドの出番だな」
「え?」
すると、壁を割った。
「?」
「パンチ 10万なんだぜ」
「マジか・・・」
とウィンドのおかげでなんとか洞窟から出ることに成功した。
「ユニコーン!」
パカラパカラ・・・
そして家まで来た。
「ふぅー・・・」
「なんとか逃げ切ったな・・・」
「このままじゃお前捕まるぞ」
「ああ、でもな・・・元々出るつもりだったからな、村長を見つける旅があるからな」
「じゃあどうすんの?」
「逃げ切っていく?森の中とか・・・」
「だとしたら灯台の監視ですぐにバレるぞ・・・」
「地下に潜るとかは?」
とウィンドが提案した。
「それだ、ウィンド」
「やった」
「地下を潜っていく、それなら監視も見れない・・・これで村から出るぞっ!」
地下計画が始まるのであった。