第1話
文字数 901文字
なんかめっちゃごつごつした岩あるけど・・・。
「確かこの辺に・・・」
「あのお名前は・・・」
「ワシ?」
「ワシはネイト、あそこの牧場の人だ」
牧場か・・・牛とかうまそうだな・・・じゃない!ユニコーンなんて探してる場合か!
「あんたは?」
「僕は・・・なんだっけ?」
山之内護とか言ってちゃっても多分わかんないわ、どうする?名無しさんでいく?いやそれはおかしいしな。
「名前が無くて・・・」
「ルードとかどうじゃ、ルード・・・ジュラメイト・・・ペイルとかは?」
どんな奴だよっ!まあこれで行こう。
なんで異世界転生なんてしちまったんだ?
「異世界転生知ってますか?」
「何それ?」
「やっぱ無理だな・・・この世界で生きるしかないな」
「ユニコーン・・・ユニコーン・・・」
「いないですね」
「ウーン・・・暴れてたしな・・」
「暴れてる・・・怖いな」
あれ?この村なんていう名前だっけ?
「名前なんですか?村の」
「ラビリン村だよ、村長さんが失踪してるんだよね・・・みんなで補っている感じ?」
「失踪!?」
失踪とかあんのかよ。
いや、これ活躍したらおぉー!未来の村長じゃな、決定とかあるんじゃなーい?
※ルードは妄想厨です。小説家なのでご了承を?
「どんな感じですか?ユニコーンって」
「ユニコーンは確か白馬で・・・あと虹色の角が一本あったぞ」
虹色?そんな色だっけ・・・茶色とかじゃない?
「ここどこすか?」
「あんた質問多いね・・・異世界転生ちゅうやつしたやつだもんな」
「ここはロック山、鉱石とかが多いのよ。」
「へぇー・・・」
「森行ってみるか」
森あるんだ、確かに陸上がった時あったな・・・。
「森は危険生物がいるから注意だ」
「危険生物・・・あああああああ!!!!!!」
※大の虫嫌いです。
「安心せい、神の弓兵のワシをなめちゃあいかんよ」
すると・・・熊発見!
「見ときなさい」
これ、フラグじゃない?フラグだよね・・・。
「はっはっはっはっは・・・どうだ見たか・・・」
なんと熊に外れ小熊に当たちゃってる・・・・。
うぉーフラグ建設だぞー・・・これは・・・。
「よし、逃げるぞ」
「え?」
「ついてこい」
「うああああああああ!!!!!」
森の深くへ急いで走っていった。