第4話 思い出の場所
文字数 380文字
殺人の共犯?犯人隠匿?
全てが真実ならばこのまま春奈は俺の前から去ってしまうのだろうか。いやそんなはずはない。
本当に警察や渡辺組にも追われているのか。
浩一の話では桜見春奈が本名ではなく大原桃子だという事だった。何かを隠しているのはわかってはいたが今までのように俺はそのまま騙され続けたかった。
俺は何をしようとしてたんだ。自分の自由と引き換えに。
春奈......どこにいるんだ。
春奈......
何故だかわからないが春奈は俺から離れて遠くへは行かないような気がする。
目を閉じ春奈の笑顔を思い浮かべた。
思い出の場所で二人で会話を楽しんでいる姿。
休日はふたりで散歩ばかりしていたな。
散歩。
そうだ緑地だ。
付き合う前から良くあの池が見えるベンチに座って二人で語り合っていた。
辺りは暗くなり始めたので俺は急いでその場所へと駆け付けた。
全てが真実ならばこのまま春奈は俺の前から去ってしまうのだろうか。いやそんなはずはない。
本当に警察や渡辺組にも追われているのか。
浩一の話では桜見春奈が本名ではなく大原桃子だという事だった。何かを隠しているのはわかってはいたが今までのように俺はそのまま騙され続けたかった。
俺は何をしようとしてたんだ。自分の自由と引き換えに。
春奈......どこにいるんだ。
春奈......
何故だかわからないが春奈は俺から離れて遠くへは行かないような気がする。
目を閉じ春奈の笑顔を思い浮かべた。
思い出の場所で二人で会話を楽しんでいる姿。
休日はふたりで散歩ばかりしていたな。
散歩。
そうだ緑地だ。
付き合う前から良くあの池が見えるベンチに座って二人で語り合っていた。
辺りは暗くなり始めたので俺は急いでその場所へと駆け付けた。