第31話 『ロメオとジュリエット』
文字数 1,851文字
そうなのです。
モンタギュー家とキャピュレット家という二つの家の抗争が続く中、それぞれの家のロメオとジュリエットは運命的な恋に落ちます。当然、周囲は反対。二人は何とか結ばれようと行動するも、ラストで死に至ってしまうのです。
合唱の歌詞の一部:
「むごい運命! 不幸な恋人たちは その命と引き換えに積年の憎悪を終わらせた」
時は14世紀のヴェローナ。
名家のキャピュレット家では仮面舞踏会が開かれています。(宿敵モンタギュー家の男たちがこっそり紛れ込んでいます)
父親のキャピュレット卿が娘のジュリエットを紹介すると、みんなその美しさにため息。
だけど……
(ここからアリアです)
この後、彼女にはロメオとの運命の出会いが待っているというわけです。
ここで突然、はぁーっとため息をつくサバ君。