ファンレター
トンネルを抜けたら
自分のものが溢れていて、でも閉め切られた部屋で、一方通行の思いを迂遠な方法で外に出し続けた絵麻の姿はなるほど「依怙地な中学生みたい」で、しかし作り手として純なひとだと思います。 自分はそういうことを思わせられる書き手であるか、そして絵麻にとっての「私」のように、自分の書いたものに向き合ってくれる人を裏切らない書き手であるか、とちょっぴり反省しました。 読み手の数だけ「庭で」はある、と思える匙加減の描写、お見事です。
プラス+アルファです
優秀賞からわずかの間に、ますます磨きがかかってますね(ダメだ絵が見えてくる)情景描写が上手い作家はいますけど、それに上乗せして「人の心に刺さる」作風が加速してます、部屋がトンネル、おばあちゃんが媒介、絵が○○〇ー。 このままだと”魔王”レベルの作家が誕生してしまう!止めろ、誰か止めるんだぁ・・(失礼しました)