桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

第41話

今回も共感しました。「なにをいうかではなく、なにをいわないかが大事である」本当にその通りで!
私は仕事でクレーム対応することがあるのですが、不用意な一言は交渉事を長引かせてしまうので、言葉尻を捉えられないよう細心の注意を払っています(大汗)。イコール自分からベラベラ喋らない。
オフのときも、一度口から出た言葉はもう取り返せないので、なるべく気をつけるようにはしているつもりですが、さてどうだろう……(薄笑い)
桐乃さんからの重要な「戒め」しかと受け取りました!

余談ですが、文章でも短いセンテンスに書かなかった背景や気持ちをそこはかとなく滲ませるような、そんなレトリックが憧れです。
アレンジすると「なにを書くかではなく、なにを書かないか」でしょうか。
まだまだそんな高度なことはできませんが、いつか心に叶う文章が書けるようになるといいな~(^^)

返信(3)

佐久田さん、クレーム対応はほんとうに気を遣いますし消耗しますよね。毎日お仕事お疲れさまです。
とにかく下手に言質をとられてはならないと、防戦一方に徹するのがいちばんだと学びました。なので、おっしゃること、よくわかります!(激しく同意)

「なにを書くかではなく、なにを書かないか」すてきです。いうなれば、余白の美学といったところでしょうか。書かれなかったものを読みとるのもまた、読書の醍醐味のひとつですよね。
佐久田さんの洗練されたシャープな文章や台詞回し、大好きです(*´∇`*)
わたしは行間から匂い立つような文章を書きたいとつねづね思っているのですが、とにかく余計なものを細々と書いてしまうので、いまひとつ情緒に欠ける気がしております。精進しなくては。

先日『暗礁上の詠唱・真砂タウンガイド』へのコメントにいただいたお返事、とても興味深く拝見しました。
佐久田さんの、こどもたちに向けられる眼差しの温かさが、わたしはとても好きです(*´ω`*)
サラッと聞き流していただけたらと思いますが、わたし、中学三年の一年間、ほとんど学校に行っていません。とくにいじめにあっていたとか、そういう事情ではなく、たぶん、いま思えばグレていたんだと思います。家でずっと本を読んでいました。残念ながら、頭は良くなかったのですが、勉強自体はキライではありませんでした。知らないことを知るのは純粋に楽しいです。
わたしの場合はただのサボりですが、もっと切実な事情から学校へ行けない子もいると思います。そういう子たちが自分に合った環境で学ぶことを選べたら、進路もひらけるし、自分に自信を持てるのではないかなと思うのです。
だから、常世町の中学高校のシステムはとても画期的でいいなと感動しました。
長々と自分語り、すみません(汗)
次回の更新も楽しみにしております(*´-`)
いつも細やかなコメントを送ってくださってありがとうございます!
桐乃さんの文章は薫り高いですよ~ドエロい作品にもそこはかとない品があって、それが確固たる桐乃ワールドと感じています。(^^)

言いにくいことをお話しいただいて、桐乃さんがまた身近に感じました。
私も恥ずかしながら小学校高学年のときは仮病の常習犯で、頻繁に休んだり早退したり保健室で休んだり。実家は商売していて母親は忙しかったので、自分で学校に休むと電話して、電話が終わるとすっきり元気になって。その後は布団の中で漫画や本を読んでダラダラ。
私もイジメとかじゃなくて、さしたる理由もなく休み癖がついたのか、怠い、気が進まない、面倒くさい、一人でのんびりしたい……。なんて自分は怠け者なんだろうかと後ろめたさを感じながら。後で活躍しない『三年寝太郎』ですね。

社会性を身につけるために学校へ行った方がいいのはわかっているけど、人生のほんの短い時期、たまたま心が漏電しているようなときは、自分に合った学習スタイルを選択できるといいなぁと私も思います。卑屈にならずに済むので。
桐乃さんの共感コメントが、しみじみ嬉しいです。

少し前に読んだ本に
「サボりたいと思っている時点で、あなたはいつもと違う。あなたの心は炎症を起こし、発熱している。(略)病気にならないために一番重要なことは、心と体をカチンコチンに鍛えることではない。硬すぎる鉄はポキッと折れやすい。そうではなく、病気がまだ小さいうちに発見し、小まめにケアを受けることこそが王道である」
とありました。
桐乃さんの中学三年の一年間は、ただのサボりではなく(ここからも抜粋ですが)「あなたの心に蓄積した疲労が、体を損なうことなく、発散」したものかもしれません。本を読み心に栄養を注ぎ、自分で自分を治療していたのではないでしょうか。お母様のことでいろいろあったと思いますので。
勝手な憶測かもしれません、読み流してください。(汗)
佐久田さん、ありがとうございます(´;ω;`)
佐久田さんとは感性が似ているとつねづね感じておりましたが、まさか、同じような経験をされていたとは。とても驚きました。わたしが学校を休みがちになったときの心境も、ほんとにそういう「なんとなく」なかんじで、ものすごく共感しました。
あのとき休むことを選択した自分に後悔はないのですが、だれに対するものかわからない妙なうしろめたさのようなものはずっと感じていて。だから、こうして佐久田さんにまるごと受けとめていただけて、しかも心が軽くなるようなおことばまで教えていただいて、なんだかすごく救われたような心持ちがしています。ありがとうございます(´;ω;`)
小学生の佐久田さんも、中学生のわたしも、心の休息が必要だったのかもしれませんね。佐久田さんが紹介してくださった本のことば、とても胸に響きました。
もし、あのとき無理して学校へ行っていたら、自分はもっとかたくなにこじれて壊れていたかもしれない、と思います。ポキッと折れて。
いままさにそういう状態にあるこどもたちが、それぞれ自分に合った方法で学習する機会を得られたらいいなと思わずにいられません。
他人と同じことができないと落伍者のように扱われてしまうこの国は、息苦しさを感じます。学校に行かない(行けない)からといって、それで人生詰んだりはしないよ、とこどもたちにいいたいです。

佐久田さんの経験をお話ししてくださって、とてもありがたく思っております。いつもながらシンクロ率がすごいですし、もう、これ以上ないくらい親近感わきまくりです!
うまくいえませんが、あらためて、佐久田さんと出会えたことに感謝の気持ちでいっぱいです(*´ω`*)
ありがとうございます!