桐一葉

作者 桐乃桐子

[日記・個人ブログ]

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57件のファンレター

梧桐一葉落天下盡知秋

(アオギリの一葉が落ちて天下の秋を知らせる。)

ファンレター

大切な

桐乃さんが大切に大切にされているもののお話を聞かせていただいたような気持ちで、必死になって読みました。
熱い想いが美しい文章で綴られていて、わたしもそっときれいにたたんで大切に引き出しに入れておきたくなりました。

もしかしたらあのバンドのことかな……と想像しながら読ませていただきました。と言うのは、以前息子が楽器を習っていたときに先生が出してくださった課題曲が、もしかしたら桐乃さんの書かれているソロプロジェクトの曲で……。こどもの音楽教室でこういうジャンルの曲を教えてもらえるんだなと意外だったのですが、他にも焼肉屋さんのような名前のバンドの曲など、先生がほんとうに「いい!」と思われている曲を選んでくださっていたように思います。
息子が練習するためにネットで調べて、その曲のPV(黄緑色が印象的なPVだったように思います)を初めて見たとき、派手な印象なのに、メッセージにはやさしさがあって不思議な印象を受けました。(ビジュアル系バンドのことを全く知らないので、思い切り先入観で見ていました)そのときにアーティストのかたのことを少し調べたのが頭に残っていました。
もしかしたら違うかもしれませんが、もしそうならこんなふうにそのかたの作られた音楽をこどもが一生懸命練習していたりします。

ずっと活動が続くことが一番よかったのかもしれません。
でも活動が途切れてしまってもこんなにファンに大切にされて、それはこれからもきっとずっとで……。
そのアーティストさんの作品はこれからもずっとずっと輝き続けるのだろうと思いました。

返信(4)

しおむすびさん、ありがとうございます。
長々とまとまりのない文章になってしまったので、直前まで、アップしようかどうしようかと迷ったのですが、あの解散発表から約3年の月日が流れて今日に至り、いまの率直な気持ちを書き留めておこうと、公開しました。
温かいお言葉をいただき、うれしく思います。

そして、息子さんが楽器を習っていらしたときに、彼のソロプロジェクトの曲が選曲されていたかもしれないと伺って、とても驚いております。
黄緑色が印象的なPVといいますと「シャングリラ」でしょうか。真っ先にこの曲が思い浮かびました。
大阪の枚方市出身の彼らです。
もしほんとうに彼らの曲を、息子さんたち、ちいさなこどもたちが演奏していたのだとしたら、こんなにうれしいことはありません。
もし違うアーティストの曲でしたら、この先は読み流していただけたらと思います。

この「シャングリラ」は、東日本大震災のあと、被災地への祈りとエールを込めて彼が作った曲でした。歌詞のなかに被災地の地名が散りばめられており、震災で亡くなられた方々へ捧げる鎮魂曲であり、被災された方々に送るエールでもあったと思います。
もともと「歌」というのは神に奉る「祈り」ですので、文字どおり、天と地とに捧げる言霊。スローなバラードではなくアップテンポな曲にしたのは、復興への道のりをあかるく照らすためなのかもしれない、とわたしは勝手に解釈しております。
その曲を、あのときの未来の、いまを生きるこどもたちが演奏してくれたと知ったら、彼はきっととてもよろこんでくれるのではないかと想像します。
すてきなエピソードをお聞かせくださり、ありがとうございます!

先生の選曲もすてきですね。ビジュアル系バンドの曲をこどもたちへの課題曲に選曲することはなかなかないと思うので(^^;)
それにしても、焼肉屋さんのようなバンド、というのがなにげにすごく気になります。マキシマム ザ ホルモンとかでしょうか。

いまだにうまく消化しきれずにいた胸のつかえのようなものが、なんだかするりとほぐれて取れたような、そんな不思議な気持ちがします。
ありがとうございます(*´ω`*)
「シャングリラ」です。
PVを見直しました。
高校生らしき若者がオーケストラのように楽器を演奏して、バンドのみなさんも素敵な笑顔で……。
数年前にこのPVを見たとき、若者へのエールを感じたことを思い出しました。
バンドのみなさんはビジュアル系なのですが、その歌の雰囲気も若者達と奏でるメロディーも、明るくてエールに満ちていました。(ビジュアル系バンドの皆さんは激しくて刺激的な楽曲という先入観)
東日本大震災の被災地への祈りとエールが込められていたのですね……。
どうしてあれほど温かく未来に向かう励ましが響いていたのか、今わかりました。

こどもが偶然にもこの曲に出会ったこと、そして数年経ってこのような形で桐乃さんに曲のことを教えていただいたこと。奇跡のように感じました。

焼肉屋さんのような名前のバンドは桐乃さんの仰るマキシマムさんです。パーカッションを楽しく習っていました。音楽教室の先生のお陰で息子の音楽の世界が広がりました。

息子から偶然に教わった「シャングリラ」が、わたしにとっても特別な曲になりました。
大切なお話をありがとうございました。
「シャングリラ」でしたか!
巡りあわせか偶然か……、不思議なご縁ですね。思いがけないお話を聞くことができてうれしいです。
「シャングリラ」のPVをご覧になっての印象なども伺うことができて(ありがとうございます)、わたしも発売時にはじめてあのPVを観たときの記憶が蘇ってきました。
ひとことで表すと「希望」でしょうか。
「ビジュアル系バンドのみなさんは激しくて刺激的な楽曲」というしおむすびさんのイメージ、わたしももともとそういう印象を抱いていました(^^;)
が、聴いてみると意外としっとりとしたバラード曲もあったりして、振り幅が大きいというか、引き出しが多いんだなと認識をあらためました。

パーカッション、楽しそうです(*´∇`*)
こどものころからいろいろな音楽に触れたり演奏できる環境が整っているのは、すてきですね。
しおむすびさんの息子さんたちは、エッセイを拝見してきて、スポーツや音楽、そして学校の美術の授業も楽しみにされているとのこと。興味のあることに積極的に取り組んでいらして、それらをのびのびと楽しく吸収されているようすが窺えて、とてもいいなぁと感じております(*^^*)

こちらこそ、貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございます!
しつこくスミマセン。
明日は3月11日ですね。
『福島』『宮城』『岩手』……。
ABCのシャングリラを聴いて、東北で採れた美味しい魚をいただいて過ごそうと思います。