有機交流電燈 ダイアローグ

作者 mika

[社会・思想]

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27件のファンレター

☆NEW!!☆6/10「功利主義」と「自由主義」 #「哲学」がわかる! 
好奇心旺盛な社会科研究部の仲間たちが語り合う、そんな日常風景をお届けします。
映画、絵本、民話やおとぎ話、音楽、時事的な話題など。

※表紙はAdobe StockからFranzi Drawsさまの作品を使用させていただきました。


ファンレター

『塩の姫君①②』

今回のお話、とっても面白かったです!!
二つの民話の比較もとっても興味深かったですし、聖書の「地の塩」の意味も、mikaさんのわかりやすい解説のおかげで、ようやく腑に落ちました。
聖書の言葉というのは、それだけを取り出しても東洋人にはわかりにくいものがありますが、フォークロアと結びつくと、「なるほど!」となりますね。
また、ぜひmikaさんの「講義」を拝聴したいです~♬

返信(1)

南ノさん、お忙しいなかでお読みいただき、どうもありがとうございます!

二つの民話の読み比べ、お楽しみいただけてよかったです。
「地の塩」のたとえが「ようやく腑に落ちた」と言っていただけて、書いてよかったと報われる思いです!!
グリム童話はドイツ民話なので、物語のそこかしこに聖書のモチーフがちりばめられているような気がします。
グリム童話には「エバのふぞろいの子どもたち」という、あのアダムとイヴの子供たちが登場する物語も収録されているんです。当時のドイツの厳格な身分制社会の成り立ちを神話的に説明し、肯定するような内容となっています。
こういう聖書の二次創作がどんどん生まれて、親から子へ語り伝えられていったというのは、それだけ聖書の物語やその登場人物たちが身近な存在だったのかなぁと想像しています^^

南ノさんの『太宰治は、二度死んだ』、終盤まで読み進めて、あとはクライマックスを残すのみとなってしまいました。
冒頭で結末がわかってしまっているので、このまま、物語に終わりが訪れるのが怖いです……。
でも、ラストまで見届けなければ、という気持ちです。
また南ノさんのnoteのアトリエにお邪魔しに行きますね!