有機交流電燈 ダイアローグ

作者 mika

[社会・思想]

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24件のファンレター

☆NEW!!☆第10話、第11話 チャット版にリライトしました。
好奇心旺盛な社会科研究部の仲間たちが語り合う、そんな日常風景をお届けします。
映画、絵本、民話やおとぎ話、音楽、時事的な話題など。

※表紙はAdobe StockからFranzi Drawsさまの作品を使用させていただきました。


ファンレター

Gling-Glo

おー、ビョーク!! ビョークがシュガーキューブス時代に歌った、アイスランドのトリオ・ジャズ・バンドと共演したジャズ・アルバム『Gling-Glo』が好きで、昔、東京の井の頭線沿いに住んでいた頃、下北沢のヴィレッジ・ヴァンガードで友達が買って、みんなで聴いていました。なので、mikaさんのこの記事を読んだら興奮してしまいました。そう、ビョークは幼い頃、アイスランドの大地で、誰もいないところで(それこそプライマル・スクリーム療法のように)全力で叫んで、歌っていたという逸話がありました。僕は若い頃、詩を書いていて、ビョークのペイガン・ポエトリーを聴きながら、「僕はペイガンだよなぁ」と思いながら、洋楽を聴く日々を送っていました。シュガーキューブス、昔はツインボーカルの、男性ラッパーに「おまえはなんなんだw」と思っていたのですが、今聴くと味わい深いです。北欧のポップスというとどうしてもスウェーディッシュ・ポップ(カーディガンズなど)を思い起こしますが、そうだった、またビョーク聴こう、と思いました。ダンサー・イン・ザ・ダークも、良い感じに精神力があるときにまた観ようと思います。ありがとうございます、年末年始の楽しみが増えました!!

返信(1)

成瀬川さん、お忙しいなかでお読みいただき、どうもありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

成瀬川さんはビョークをお好きなのではないか、と前々から思っていましたよ!!
『早退届』で「雑記・イン・ザ・ダーク」や「アナーキー・イン・ザ・夕景」というサブタイトルをつけておられるので^^
おお、成瀬川さんの愛聴盤は『Gling-Gló』(1990年)なのですね♪ 
ビョークが親族のジャズバンドをバックにアイスランド民謡を歌っていて、ポップで明るい曲調と、伸びやかで力強い歌声が良いですよね。
何より、ビョーク本人がリラックスして楽しんで歌っている様子が伝わってくるアルバムだなと思います。

ビョークの幼少期と言えば、彼女がわずか11歳でレコーディングしたアルバム『Björk Guðmundsdóttir』(1977年)がありますよね。
初々しい歌声でアイスランドの童謡を歌っているほか、ビートルズの"The Fool on the Hill"をアイスランド語でカバーしているなど、この若さでこれ!? という驚きでいっぱいのアルバムとなっていて、わたしは好きなんですよ^^

スウェディッシュ・ポップと言うと、ストックホルム出身のMeja(メイヤ)を思い出します。
成瀬川さんのお手紙をお読みして、久しぶりに彼女の「Rainbow」(1996年の曲)を聴いてみたら、楽曲を聴いていた当時の記憶がよみがえり、めちゃくちゃ懐かしかったです。

ビョークの曲をきっかけに、成瀬川さんが井の頭沿線に住んでおられた頃のことや、詩を書いていた思い出をおすそ分けしてくださり、わたしもその場にいたような気持ちにさせてもらいました^^ どうもありがとうございます!!