有機交流電燈 ダイアローグ

作者 mika

[社会・思想]

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24件のファンレター

☆NEW!!☆第5話 チャット版にリライトしました。
好奇心旺盛な社会科研究部の仲間たちが語り合う、そんな日常風景をお届けします。
映画、絵本、民話やおとぎ話、音楽、時事的な話題など。

※表紙はAdobe StockからFranzi Drawsさまの作品を使用させていただきました。


ファンレター

ビョーク!

mikaさん、こんばんは。アイスランドのお話、面白いですね。キリスト教伝来前の文化や宗教には、大変興味があります。いや、アメリカ的商業イベント伝来前、と言ってもいいかもしれません。クリスマスのみならず、ハロウインだってもとをたどれば、というところだと思うのですが。そしてアイスランドと言えば温泉。行きたいです。ああ。

今回はしかし、ビョークさんの歌声に反応しました。映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の衝撃は忘れられません。超久しぶりに観たくなってきました。こういう思い出に浸るというのはしかし、老いの自覚につながりますね。。。

有り難うございました!

返信(4)

村山さん、こんにちは。お忙しいなかでお読みいただき、どうもありがとうございます!
アイスランドと言えば、シガーロスの楽曲も好きで、よく聴きます。ヴォーカルを務めるヨンシーのソロ曲も大好きです♪

村山さんが以前、村山家ではクリスマスプレゼントの習慣がなく、村山さんご自身も子どもの頃から「サンタクロースいない派」だったというお話を書いておられたの、よく覚えていますよ!!

サンタクロースの起源は、ギリシャ人でミラ(現在のトルコにある小さな町)の司教を務めたニコラウスという実在の人物なのですが、聖書が燃やされ、信仰を棄てなければ処刑されたディオクレティアヌス帝の大迫害の時代を生き抜いたすごいかたなので、後世のキリスト教徒たちから聖人として崇敬されたのはよく分かります。
イタリアの聖ニコラ教会に納められている聖ニコラウスの遺骨と伝わる骨が1950年代に調査された時、鼻の骨がひどく折れた跡があったそうで、(本当にご本人の遺骨かは分かりませんが)、当時の迫害の様子を現代に教えてくれるものだなと思います。

宗教改革が起こって、プロテスタントでは聖人崇拝が禁じられた後も、聖ニコラウスに対する崇敬は失われなかったというのが、歴史の不思議を感じますね。
オランダ人たちがシンタクラース(聖ニコラウス)の伝説を新大陸の植民地に持ちこみ、それがアメリカのサンタクロースの原型になるのですが、よく考えるとカルヴァン派に宗旨替えしたオランダ人たちが、ニコラウスに相変わらず「聖」をつけて呼んでいるのって、おかしいですよね。
現代のアメリカは人口の約8割がキリスト教徒で、そのうちプロテスタントが多数派にもかかわらず、ただの「クロース」ではなくて、「サンタクロース」と呼んでいるのが、不思議でならないです。
北極圏にトナカイと住んでいて空を飛んで不思議な力でプレゼントを配る、という今のサンタクロースのストーリって、キリスト教的特徴が全くないですよね。
これって、現実に生きていた聖ニコラウスに寄せると聖人崇拝禁止の教義に反するから、わざと実在の人物からかけ離れた姿に、精霊や妖精のような非現実の存在として、意図的(戦略的)に描いているのかなと思っています。
mikaさん、こんばんは。今年もよろしくお願いいたします。
意図的にサンタクロースを実在の人物とかけ離れた姿にしているという説、僕も賛同します。
もっとも、いわゆる陰謀論と紙一重なところもあり、あまり大きな声で言えないかもしれません……。

「聖書エッセイ」を拝読し、その分野で過ごしていたこともあり、もっと努力していこうと思いました。有り難うございます。



返信の返信として書くのはちょっと申し訳ないのですが、
「戦争について考える」のテーマで書いていただき、有り難うございました。

今月中に、その先へ進むべく、
「戦争について考える」の続き的な作品(つまりmikaさん、かめさんの作品を受けて、というスタイル)の何かを構想中です。
作品中にmikaさんの名前や引用を使わせていただくことになると思いますが、よろしいでしょうか?
村山さん、昨年中はたくさん交流していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
本年も引きつづき、どうぞよろしくお願いいたします!

村山さんとかめさんとご一緒に「戦争について考える」というテーマで書くことができて、わたし自身、とても勉強になりました。
その先へ進む作品を構想中なのですね!
名前や作品の引用など、ご自由にお使いくださいませ^^
どんな作品になるのか、楽しみにしておりますね。

「聖書エッセイ」もお読みいただき、どうもありがとうございます。
村山さんがお仕事に向かう上で、お役に立てたのでしたら、この上ないしあわせです。
勇気をもって公開して良かったと思いました。
お互い、置かれた場所で、がんばっていきましょう!
mikaさん、ご快諾いただき有り難うございます。まだまだ構想だんかいですが、形にしたいと思います。