ファンレター
第１０話 白熊
もう、最初の行で「あ、私、これ好き」ってなって、読み進めるうちに私の大好物が目白押し。登場人物の白熊が、紳士的でウイットに富んでいて温かさが伝わります。軽妙で粋な音楽のようなストーリーが、ラスト近くで深い音色に転調して思わずハッとして……陳腐な表現ですが、私も主人公と一緒に癒やされました。ところどころにさり気なく置かれた言葉が、優しい色の宝石みたいで、私、この小説大好きです。
返信（1）
とっても素敵な感想をいただいて、ふわふわと舞い上がっております！…もし、「なぜこの作品を書いたのか」と聞かれれば、結局、わたし自身があんなふうに癒されたかっただけなのかもしれません。そういう極めて私的な、趣味的なものを読んで下さるだけでなく、更に「好き」だと言っていただけるのは、大げさでもなんでもなく、奇蹟のようなことだと思っています。私は、NOVEL DAYSで佐久田さんたちと知り合うことができて、本当に嬉しく、ありがたく思っているのです（*^^*）