(二)-6
文字数 265文字
津久田の言葉を聞きながら、開封した封筒から紙を取り出し、それに目を通した。そして津久田の言葉が終わると、「お前を殺す、だって」と手紙を津久田の方に向けて見せた。
アンナが口にした言葉に、マキは体をこわばらせた。
「なに、また来たの?」
ユーコがあきれ顔で言う。
「来てんじゃん、早速」
アンナのその言葉を聞くと、マキは急に立ち上がった。そしてドアの所にいくと、それを開けて外へ飛び出していった。
「ちょっと待って、マキ! あんたたちは早く帰る支度しなさいよ」
マキを追いかけるマネージャーの背中に、アンナが「へーい」と答えた。
(続く)
アンナが口にした言葉に、マキは体をこわばらせた。
「なに、また来たの?」
ユーコがあきれ顔で言う。
「来てんじゃん、早速」
アンナのその言葉を聞くと、マキは急に立ち上がった。そしてドアの所にいくと、それを開けて外へ飛び出していった。
「ちょっと待って、マキ! あんたたちは早く帰る支度しなさいよ」
マキを追いかけるマネージャーの背中に、アンナが「へーい」と答えた。
(続く)