フォントに込められた想い Rev1
文字数 1,501文字
『フォントに込められた想い Rev1』から抜粋。
『先輩の強引な気遣い』からのつづき
もともとの動作確認テストの候補だった二人とは誰だったのだろうか?』
心臓が一瞬、痛んだ。
彼のじっと見入るような視線のせい?
私の後輩たちはPCに疎いためテストには協力してもらえませんでした。
二人の候補の方は別のサイトにいる方たちです。
今日は運が悪くどちらともタイミングが合いませんでした。」
文字数 1,501文字
『フォントに込められた想い Rev1』から抜粋。
『先輩の強引な気遣い』からのつづき
もともとの動作確認テストの候補だった二人とは誰だったのだろうか?』
心臓が一瞬、痛んだ。
彼のじっと見入るような視線のせい?
私の後輩たちはPCに疎いためテストには協力してもらえませんでした。
二人の候補の方は別のサイトにいる方たちです。
今日は運が悪くどちらともタイミングが合いませんでした。」
彼:年令不詳だがおそらく私より年下
優しい、誠実な仕事ぶりの中途入社社員。
私は彼がどの程度年下なのかが分からず落ち着かない。
あるきっかけで私と長い期間社内メールでのみ個人連絡をする関係になる。
その後再会した彼は今まで私が知る彼とは違っていて…
文字の彼:私と一番長く過ごしてきた彼。
私は再会するまで彼の顔は思い出せず、『文字の彼』として受け入れていた。
私のトラブルをいつも気にかけ助けてくれる安心感のある性格。
彼のただ一つの謎はこんなに優しいのに『感情』が入った文章には一切反応をしないこと。
自称イケメン(ただし本当にイケメンです。)の先輩。
自分に自信があり、仕事も顔も自分が一番だと思っている。
ただ、既婚者なのに女の子をひっかけているところはクズである。
私にはないものばかりで、『ある意味』あこがれの先輩。
『彼』への想いの相談相手になってもらったが…