第10話 荊棘の剣

文字数 140文字

私は“花の魔王”を知っている。元は聖者で、人を移住可能にするため、“希望の地”に蔓延る呪いを引き受けて人類の敵となった。

お茶目、女ったらし、人参嫌い……。

魔王が亡くなり、私が役目を引き継いだ。手には青い荊棘の剣。彼が浄化魔法を常時発動していた結果、呪いが呪いを裂く希望へ変貌した。


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