第29話 王家の浮遊剣

文字数 140文字

「その剣は、私が仕えた王家の宝剣で……」
刀身の途中が大きな輪になっている剣を見つつ、導師が説明してくれる。

説明の通り、魔力を込めながら刃を立てずに剣を振った。すると、輪の部分から薄い膜の玉が創られる。剣先のフックを玉に引っ掛けると、身体ごと宙へ上昇し続ける。

本当に、空中庭園まで?


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