その6 「不良債権としての『文学』」(付:文フリに行ってみた記)
文字数 1,886文字
(文フリ公式サイトより)
文学フリマ(=文フリ)とは、全国で開催されている文学作品の展示即売会です。
文学フリマの「場」には一般商業流通には乗らない作品がたくさん集まります。
自費出版の書籍、ホチキスで綴じたコピー誌、手製本の書籍、CDや電子書籍、Tシャツ、豆本、その他……。
(中略)
文学フリマは、新たな才能の発掘の場ともなっているほか、プロの作家やライター、編集者が限定版の作品を出品することもあります。
ちなみに前回(2022.5.29)の文フリ東京の来場者数は、歴代2位の5,600人!
コミケと比べたらぜんぜん小さいが、それでもすごい!
あれたぶん私じゃなかったんだよ。
別人格だったんだよ。
仕事用に作った別人格。
イナホーだって人多いの嫌いじゃん、俳優なのに!
私のこと言えないでしょ。笑
うん嫌い。苦手。
他人の芝居見に行くと、「こいつら凄いなホント自分のこと大好きなんだな」と思う。笑
あるある。笑
でもイナホーちゃんとカメラの前に立つじゃない。偉いよ。
うん、私には縁のないことだと思いこんでたんだけど、ぐうぜん、文フリの始まった「経緯」っていうの読んで、なんかすごい!と思って。
(Wikipediaより)
【開催経緯】
文学フリマの起源は、1990年代から2000年代にかけて行われた純文学論争に端を発している。
論争のなか大塚英志は、『不良債権としての「文学」』(『群像』2002年6月号)で、
(中略)
コミックマーケットを例にとり、「文学コミケ」の開催を呼びかけた。
(中略)
「コミケ」が登録商標であることから、開催準備の過程で「文学フリマ」と名が改められ[た。](以下略)
【参考】
「不良債権としての『文学』」(「群像」2002年6月号)大塚英志
http://www.bungaku.net/furima/fremafryou.htm
この「不良債権としての純文学」がものすごく面白くてさ!
まあ何が「純文学」か、よく知らないけど。
「純文学」の反対語って何? 不純文学?笑
とにかく大塚英志さんはね、「純文学系」の文学雑誌、売れてないじゃないかと。その赤字を大手出版社さんたちはマンガの売上で補填してるじゃないかと。
みんなたぶん思ってたけど誰も言わなかったことを言っちゃった。笑
読んですごく感動した!
うん。
それでね、「何が(純)文学か」という定義なんかより、まず、
「文学」の売られ方・買われ方が、いま1つしかない。
それを変えたらどうかと。
大手出版社さんや大手取次さんを通さないで、書く人と読む人がちょくせつ会えて売り買いできる場所を作ったらどうか?って提案したの。
でしょ!
当時すでにWeb小説はあったわけだけど、けっきょく無料でしょ。
オフライン(リアル)で手売り、また違って良いよね。
で、5月29日、行ってみようと思って楽しみにしてたのに……
寝込んだ(涙)
うん、多かったけど……
なんか、みんなとっても、ちゃんとしてた。
行ったのが遅めで2時半すぎっていうのもあったかもしれないけど。
東京の場合、開催時間は正午から午後5時まで(最終入場4時半)。
開始直後は長蛇の列で、すぐには入場できないと聞きます。
遅めに入るのもよいかもです。
(ただしお目当ての本が売り切れる危険はありますね!)
ちゃんとしてたって?
バーゲン会場みたいな修羅場じゃないってことね。
うん、もうぜんぜん。
会場広くて、回るの大変だったけど、すごく楽しかった。
よかったぁ(涙)
ぐったり疲れさせたら申し訳ないと思ってた……
たぶんね、この場を大事にしないと、問題起きてつぶされたら困るから、みんなマナーも守るんだと思う。
あと皆さん、本当に本が好きなんだね!
その雰囲気が良かった。
(知らない方々が写っているので、その皆さんの肖像権のため、ここには掲載をひかえます)
無料の作品を配ってる人もたくさんいたよ。
こういうミニ冊子とか(見せる)
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