その7 WebにはWeb、紙の本には紙の本の良さがある(付:クラファン考)
文字数 1,591文字
でもね私、Web小説のほうが紙の本より劣ってる、とは思わないの。
WebにはWebの良さがある!
そうだよ。こうして、書いてくれるとすぐ読めるし!
紙ならこうはいかない。
ほんとそう。書く側からすると、書くとすぐ読んでもらえる。
前は「下書き」してたんだけど、このノベデイの画面がね、快適すぎて! この、この!笑
もうWordで下書きしてからアップなんて無理。
公開する前にページ単位でよく読み返すけどね。
気分的には「ぶっつけ本番」に近いかな。
パフォーマンス感がある。ライブ感。
それが楽しいね!
電子書籍やWebが、紙の本を「駆逐」する必要はないと思うんだ。
とくに日本の本ってすごく良いから!
紙質も良いしデザインも。モノとして素敵。
だから、お洒落で贅沢なモノとして紙の本、生き残っていってほしいし、そうなる気がする。
そう! だって今、紙の本ってものすごくたくさん「断裁」されてるんでしょ?
もったいないよね(泣)
オンデマンドって良いと思う。
注文が来た部数だけ刷る。
または、クラウドファンディング。先に「欲しい人?」って聞いておいて……
クラウドファンディング面白いよね。
寄付とか出資とか考えると、難しそうだけど、そうじゃなくて、「先行予約」だと思えば。
ちょっとちがうけど似たようなものだと思えば。
うん。むだがない気がする。というかそういうふうに使える。
いまのクラファン見てると、「お金ないから助けてください」というのが多くない?
じつはいま知りあいから「古民家を買い取ってアトリエにしましたが、改築費用が足りません」っていうのが来ててね。
なんか出さないと悪いような雰囲気になってるんだけど……
それは、お金貯めてから古民家買えばよかったねって話だ。
だよね!!
アトリエにされても、おれにはなんのメリットもないんだよ。
出さなくていいよね?
よかった。
なんか自分のメリット考えるのがずるい、みたいな雰囲気で……
いや自分のメリット考えなきゃだから!
そうじゃなくて「お金出せ」だけだったら、ただの「ゆすり」「たかり」だから。
でもね聞いて聞いて、こないだ、すごく良さそうな映画を作っている人がいて!
これは見たい、ぜったい見たいっ!と思ったから速攻でクラファン入金した。
杜人(もりびと)〜環境再生医 矢野智徳の挑戦
https://lingkaranfilms.com/
ドキュメンタリー。木の枝の切りかたや草の刈りかたを、新しく考えて、地面に小さい溝を掘って水を流して。
そういうじみちな手作業で、なんと日本から大洪水や土砂崩れをなくそうとしている人のお話なの!
実話! 現在進行形!
もともと造園家のかたなんだけど、「環境再生医」ってわくわくしない?
ううん、ぜんっぜん知らない人!
いや、知らない人だった。いまもまだリアルで会ってはいないけど、応援メール出したら返事くれて、なんかすごく仲良くなった!(嬉)
映画も本も、こういう形で作られていくの良いと思うんだよね!
みんながみんな、こうはいかないだろうけど。
でも話戻るとさ、ウェブで書いてみて、これ紙の本にするけどどうですか?って訊いてみて、で本にして、文フリとか、できたら他のマーケットで売れたら、きっととっても楽しいんじゃないかな?
それは良いと思うよ!
断裁もしなくてすむしね。
だけど……
だからさ、投稿サイトを有料化して儲ければいいわけよ!
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