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孤独についての覚書
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朝が来るまで
文字数 161文字
初夏の風
東の空にこの煙草の煙を流して
取り留めのないこと
そんな話だけを詰め込んだ物語を聞かせて
僕らはどうして涙脆くて
だから今はそんな悲しい話は棚の隅に置いて
初夏の風
東の空にこの涙を流して
そしてあの陽の光を僕らに連れて来て
まだ泣いていてもいいですか
外が白んだらきっと泣き止みますから
誰にも聞こえないように声を殺して泣きますから
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