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孤独についての覚書
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空白
文字数 145文字
北東から吹く冷たい風
いつの間にか空のポケット
その空白を恐れるあまり
空を見上げて 目を細めて
繁華街の灯りと人の波
その中を歩くごと
ポケットからぽろぽろと
絶え間なく零れ落ちる
重く垂れ下がる雲
いつの間にか空のポケット
その空白を広げぬために
深く息を吸い 眉根を寄せて吐き出す
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