(二)-11
文字数 220文字
大島は素早い動きで立て続けに浪人三人の剣撃を右へ左へと跳ね除ける。侍たちは刀の重さにつられてバランスを崩す。
大島はさらに別の者へとサーベルを繰り出す。立て続けに二人の侍の刀を払いのけ、二人は体勢を崩す。
すると別の侍が大島の左から斬りかかった。
大島はすぐに体を反転させる。サーベルで水平に右からなぎ払う。
侍の刀は転させた大島の体を捕らえることができず空を斬る。それと同時に侍の体に大島のサーベルの刃の先が真横に撫でていった。
(続く)
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