第11話

文字数 220文字


季節は巡って夏。九尾も朝倉先生として働いているが一応平和な日常が続いていた。



夏の課題は、

九尾がどうして存在するのか興味がわいて郷土史のまとめをすることにした。

稲荷信仰の歴史。

通常は炎に宿る妖狐だが

水子の世話をするために御神酒を代々祀って存在するのがこの町の稲荷信仰。

水を媒介にしてさまざまな奇跡を起こしていたらしい。



縁が無くなると神様は存在できない。



「そんな。もしかしてキーちゃんの名前が九尾なのに尻尾が一尾なのは、信仰心が足りないせい?」





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