第4話

文字数 178文字

「おばあちゃん!私のことわかる!?夏菜子だよ!?」



「おやおや。なっちゃんは、今日も元気ね。そんなに慌ててどうしたの?」



「おばあちゃん。何と喋っていたの?」



その時狐が高らかに叫び声を出した。



「控えおろう人間!俺様は稲荷神の一柱。神有月ノ九尾であるぞ!」



「…かみさま?」



自分を認証できているのに、ホッとしたのも束の間。

狐が人語を話していたのに慌てて疑問に思う。




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