第7話 虐めがない・・!
文字数 613文字
新しい学校は、1学年2クラス、学年によっては1クラスしかないような小学校。
今までは1学年7クラス平均だったので、ずいぶん小規模に感じた。給食はなくて毎日弁当。
学校までは30分程バス通りを歩く。遠い子供はバスで通学もする。
里母は私に近所の同じ年の女の子を紹介してくれた。
仲良くできれば良かったのだけど…逆に敵になってしまった。
彼女に姫路の喫茶店に入ったことを伝えたら、
終わりの会の議題にされてしまったのだ。
「いけないと思ってるなら、何故話した時に言わないの?」
「私の話を聞いた時は何も言わずに、いきなり皆の前でつるし上げにするって、
私、あなたに何かした?なんという意地の悪い!」
って面と向かっては言わないけど、心の中で毒づいた。
まあ、これで言わない同志としてあいこか。
それから毎日、景子ちゃんと凛ちゃんに終わりの会で重箱の隅をつつくような議題を出された。黄色信号で横断歩道を渡った、って、黄色は注意して渡れじゃなかったっけ?
クラスでは人気のある彼女たち二人に嫌われちゃったけど、
今までのように「虐め」がなかったのは初めてだった。
終わりの会での彼女たちの攻撃的な指摘の連続は、
結局男子から反論が生じ、自然に収まっていった。
私は初めて「虐め」の無いクラスで毎日を過ごした。
友達もできて、後輩迄できて、初恋まで…えへへ
そんな感じで学校は楽園になりました。
修学旅行も今度は友達と一緒の笑顔の写真。
でも…
今度は家が辛い場所になっていった。
今までは1学年7クラス平均だったので、ずいぶん小規模に感じた。給食はなくて毎日弁当。
学校までは30分程バス通りを歩く。遠い子供はバスで通学もする。
里母は私に近所の同じ年の女の子を紹介してくれた。
仲良くできれば良かったのだけど…逆に敵になってしまった。
彼女に姫路の喫茶店に入ったことを伝えたら、
終わりの会の議題にされてしまったのだ。
「いけないと思ってるなら、何故話した時に言わないの?」
「私の話を聞いた時は何も言わずに、いきなり皆の前でつるし上げにするって、
私、あなたに何かした?なんという意地の悪い!」
って面と向かっては言わないけど、心の中で毒づいた。
まあ、これで言わない同志としてあいこか。
それから毎日、景子ちゃんと凛ちゃんに終わりの会で重箱の隅をつつくような議題を出された。黄色信号で横断歩道を渡った、って、黄色は注意して渡れじゃなかったっけ?
クラスでは人気のある彼女たち二人に嫌われちゃったけど、
今までのように「虐め」がなかったのは初めてだった。
終わりの会での彼女たちの攻撃的な指摘の連続は、
結局男子から反論が生じ、自然に収まっていった。
私は初めて「虐め」の無いクラスで毎日を過ごした。
友達もできて、後輩迄できて、初恋まで…えへへ
そんな感じで学校は楽園になりました。
修学旅行も今度は友達と一緒の笑顔の写真。
でも…
今度は家が辛い場所になっていった。