五、秋津ハジメという人物

文字数 7,697文字

 ぼくは最低な手段を考えていた。今日、星岡とご飯を食べた後、こう考えたんだ。夢を見られない生徒は無理に見る必要なんてないんじゃないかと。僕は幸いタイムカプセル委員だ。谷先生に出していない生徒がいたら文句を言われるかもしれないが、どうしても書けなかったらしいと弁護することはできる。僕に勇気はないけれど、もしかしたら星岡が一緒になってかばってくれるかもしれない。あいつは――多分だけど、今の僕らの状況をわかってくれている。頼れそうな大人があいつしかいないのは心もとないけれど、何も知らない父さんよりはマシなのかもしれない。
「ただいま」
 父さんは飲んだくれて帰って来た。記憶は保っているみたいだが、足元がフラフラしている。パジャマ姿で出てくると、父さんは僕をぎゅとっと抱きしめた。
「よー輝、今日もいい子にしていたかー?」
 していたよ。きっと父さんが予想している以上にね。僕は父さんに、タイムカプセル委員のことを言っていない。もちろん、今日星岡とご飯を食べたことも。言う必要なんてないからだ。父さんは僕のことを悪い意味で信頼している。放任とでも言うべきか。僕が悪いことをしているとはまったく思っていないのだ。実際することもないけれど。
 でも、僕は悪いけど父さんを信用していない。カメラマンの仕事に関してはよくわからない。けれど、いつもどの女の子がかわいかったとか、そういう下世話な話を息子にして聞かせるのは正直反吐が出る。こんなだから母さんに逃げられたんだ。僕にはその恨みがある。それに、昔はこんなじゃなかった。うちの小学校の集合写真や行事の写真を真面目に撮っている写真家だったはずだ。それがなんでこんな……。
「父さん、水飲んだら?」
「そーだなー。少し今夜は酔っちまったかも。なんせ美女がたくさん集まってたからなぁ」
 聞きたくない、そんな話。気持ちが悪い。父親に嫌悪感を抱く。持ってきた水を頭からぶっかけてやりたい気分だが、そこは我慢だ。腐っても、僕に生を授けてくれた父だ。だけど思う。僕はどうして生まれてきたのだろう。道徳の授業なんかじゃこういう。お父さんとお母さんが愛し合ったから、今自分がここにいる。存在していていい人間だ、望まれて生まれてきた人間だと。でも、僕はそう思えない。
 僕だって小学六年生だ。どうやって子どもが生まれてきたのかくらいはわかっている。僕は本当に望まれて生まれた子なのだろうか。母さんのことはわからないけれど、父さんのことだから、衝動的に僕を作ってしまったんじゃないだろうか。考えたくはないけれど、僕はこの父を心から信用できないんだ。
 父さんに水を飲ませると、あとは好きにやってもらうことにした。僕は自分の部屋でベッドにうずくまる。母さんの存在を懐かしんだこともうらやましがったこともない。父さんを見捨てたんだ。それは正しい判断だと思う。母さんにも何か問題があったのかもしれないが、僕にはすべてわからないことだし、わかる必要のないことだ。一生知らなくても僕は生きていける。それに、僕自身が三十歳まで生きているかわからない。こんな腐った大人になるくらいなら、死んだ方がマシだと思ってしまうんだ。
 その日は何度寝返りを打っても眠れず、父さんの見ている深夜のテレビの音だけが耳に残っていた。

 翌日、僕は秋津にだけタイムカプセルの作文の催促をした。秋津だけは、身の丈に合った夢を見ている。ただちょっと提出が遅れているだけの生徒だ。だが、彼に催促したら、意外な言葉が返ってきた。
「ごめん、まだ俺書いてないんだよね」
「え? 書く内容は決まってるんでしょ?」
「……っていうか、提出する気がないんだ」
 耳を疑った。なんでだ? 学校の宿題になっているものだし、タイムカプセルに入れる物だったら普通は先生の指示に従って提出するはずだ。なんで秋津はそんなことを?
「あのさ、まだ日にちはあるから、出せるときに出せば……」
「タイムカプセル委員が、戸叶だって決まったから出したくなくなったんだ」
 秋津はにっこり笑って僕にひどいことを言う。僕を困らせたいがため? だとしたらなんで――。意味がわからず茫然としていると、チャイムが鳴った。
「ほら、着席しないと。集団行動は日本での常識でしょ?」
 そりゃそうだけど。僕はいつ、秋津に恨みを買った? 何も思い当たる節がなかった僕は、しずしずと自分の席に座った。後ろを見ると、星岡が実習生とは思えないようなふてぶてしい態度で、頬杖をついていた。あいつは何か知っているのか?
一緒に食事をしたときに言っていた。
『知らないことがないとわからない子どもが多いと嘆くこともあるが……世の中には知らなくていいことのほうが多いからな』 
僕が秋津について知らないことがあるのか? しかもそれは知らないくていいこと? 大人は残酷すぎる。いらないヒントをこっそり与え、子どもの好奇心や探求心にそれを任せる。知りたくなければ無視をしろ。そうじゃなければ徹底的に調べろ。こんなの、善か悪かどちらかに染まれと言っているようなものじゃないか。それとも星岡は、僕に真実を知るべきだと暗に言っているのか?
僕と秋津の関係は、ようやく始まったばかりなのかもしれない。

秋津一。イチ、と書いてハジメと読む。彼と僕との付き合いは、五年生からだ。今まで同じクラスになったことはなかったが、五、六年と同じクラスになるここの小学校では普通の出会いだった。かといって、同じクラスになったと言っても、別にべったりとした関係になったわけではない。同じグループに所属することもなかった。僕も秋津もひとりだったから。
たまに話しかけられたら話す。グループに所属したらその中でうまく立ち回る。そう言った意味では、僕らは似たもの同士だったのかもしれない。親近感はないが、同族。僕は彼にそういった感情を持っていた。それなのに、なんで。
僕がタイムカプセル委員になってから出したくなくなったって、何か恨みでもあるのか? 僕は秋津に何かした覚えはない。ケンカしたことだって……いや、ケンカをする以前の問題だ。そこまで仲良くなったこともない。なのになんで? 
秋津一、秋津ハジメ。呪文のように唱えるが、僕より前の席にいる彼はいつもとまったく変わらぬ様子だ。授業中はつまらなさそうに筆箱をいじっている。そのくせテストの点数は悪くない。クラスで目立たない。人当たりも悪くない。運動神経は普通くらいだけど、それでもクラスの中心になってもおかしくないと思う。だけど去年、胡散臭い噂を一度聞いたことがあった。だからなんだ、と思って気にもしなかったのだが、どうやらうちのクラスにアメリカ国籍の生徒がいるらしいという話だ。それが秋津だという話だったが、何度も言う。だからなんだ。国籍が違うと小学校の待遇も違うのか? 僕にはそれがよくわからなかった。僕が秋津に知っているのはその程度のことだ。
こういうときに話を聞いてくれそうなのは、残念ながら星岡だけだ。
放課後、俺は一度家に帰ってから学校に再び来た。星岡の会議が終わってから話がしたかったからだ。
「なんだ、君、わざわざ俺に何か用事だったのか? 学校にいる間に聞けば……」
「聞けないことだったから待ってたんだよ」
「だからってここで話はできないだろ? もう遅い時間だ」
「だったら『先生』がうちに来てよ。僕を送るって名目で」
「はぁ……なんちゅー頭の回る生徒だ」
 困ったような言い草な星岡だったが、顔は嬉しそうだ。これは教育実習生として頼られたからだろうか。それとも、彼の考えていることに合致しているから?
 星岡はきっと、社会学的見地から今の子どもたちを憂いている。その突破口として、僕を見ているんじゃないか。そんな気がしてならない僕は、星岡の手を引いた。
「来てくれるでしょ?」
「行かないわけにはいかないじゃないか。君のお父さんはいつも遅いんだったな。生活態度を知るのも生徒指導の一環だ」
 ニヤッと笑う星岡も、きっとそれが嘘だとわかっている。生徒指導の一環なんて口実だ。本当は僕の質問に答えてくれるために来てくれる。――彼は僕が思うよりも信用のおける大人なのかもしれない。

部屋に着くと、僕は星岡にお茶を出して、さっそく本題を切り出した。秋津は僕がタイムカプセル委員だから、作文を出したくなくなったこと。彼には夢がある。それは僕にも話してくれた。それなのに僕を困らせようとする。彼の目的はなんなんだ?
 お茶を飲むと、星岡はカバンの中から旅行のパンフレットを取り出した。
「何? これ」
「何って、研修旅行の場所のパンフレットだよ」
 研修旅行? 一体何のことだ? 僕がクエスチョンマークを頭に浮かべていると、星岡はにんまり笑った。
「谷先生にはまだ言ってないけど、夏休みの土日に、任意の生徒を対象に千葉へ行こうと思ってるんだ。その任意の生徒っていうのが、入江、白川、朝井、秋津、そしてお前だ」
「はっ⁉」
 いつの間にか自分も面子に入っていることにびっくりする。しかしそのメンバーが、今回のタイムカプセルの作文未提出者だと気づくと、僕は星岡が何を考えているのか少しだけ勘付いた。秋津以外は、将来が見えない生徒たちだ。ただわからないのが――。
「星岡、秋津が、僕がタイムカプセル委員だってことが気に食わないらしいんだけど……それってちょっと問題だよね。それで作文を出したくないって」
 少し考えてから、星岡は自分のスマホを取り出した。
「俺は仕事柄、知ってしまったことがある。でも、それを生徒で子どものお前には教えたくないんだ。どんな真実が待っていても、それを受け入れる覚悟がお前にあるか?」
「……どういうこと?」
「君と秋津の関係、そして君のお父さんの関係が変わるかもしれない。それでもいいのかってこと」
「それってどういうこと?」
 僕が聞き直すと、星岡は笑ってスマホをしまった。
「やっぱりまだわかる必要はないな。君はまだ知る必要がないってことだ。それより、この研修旅行のことは考えておいてくれ。他のみんなににも近いうちに話をしておくから」
 腕時計を見ると、星岡は少しわざとらしくリュックを持った。
「おっと、もうこんな時間だな。そろそろお暇するよ。また明日な!」
逃げるように去って行ってしまう星岡。僕はまだそれでも、こんな尊敬できない三十代を引き止めたくて仕方がなかった。
僕と秋津、そして父さんの関係が変わるって、一体どういうことだ? 肝心なことを伝えてくれない星岡には苛立ちを感じる。しかしながら、すべてを言わないところに、なのか含みがあるのか、それが思いやりなのかが僕にはわからない。
僕は星岡がスマホを取り出したのを思い出した。もしかして検索エンジンに何かヒントがあるんじゃ――?
 僕は父さんのタブレットを持ちだすと、『秋津一』と入力した。すると、秋津の顔写真のページが出てきた。母親、秋津リイ子。父親はいないらしい。習い事、塾、水泳、ピアノ、バイオリン。そんなことまでわかってしまうのか、このページは。だけど気になったのは、僕と父さんと秋津の関係性だ。僕と秋津の関係だけならわかるけど、父さんはどういう関係――。まさか。
僕は秋津の母親、リイ子のページをのぞいた。秋津リイ子、未婚。『戸叶慶介と複雑な関係』。僕は固まった。なんでここで父さんの名前が出てくるんだ! しかも『複雑な関係』って一体? 父さんと秋津の母さんが知り合いなのは、もしかしたら学校の行事で知り合ったのかもしれない。だけどそれだけじゃ『複雑な関係』にはなりはしない。
「ういーす、帰ったぞー」
 僕はタブレットを急いで閉じた。父さんに今一番聞きたい事だけど、聞けない。なんて効けばいいんだ? ここは無知な子どもを装って。
「父さん」
「どうした? 今日は麻婆豆腐買って来たぞ。有名な中華料理屋の……」
「秋津のお母さんと何かあったの?」
 父さんの動きが止まった。靴を脱ぐと、ゆっくりと僕の顔を見つめる。その表情はこわばっていて、怒っているのかどうか判別がつかないくらい厳しい。
「秋津のお母さん、秋津リイ子と複雑な関係って何?」
「お前、勝手にタブレットを見たな?」
「宿題で使うときは見ていいって言った」
 父さんはテーブルに麻婆豆腐を置くと、イスに座って頭を抱えた。
「僕に説明できないことなの?」
「説明する必要はない。さっさとメシ食え。今日は俺も仕事が残っているから、先に寝ろ」
 父さんは自分の都合が悪くなると、すぐに自分の仕事に逃げる。息子の問いかけにも答えずに。やっぱり大人は卑怯だ。本当は説明責任というやつがあるんじゃないか? 今の時代、すべての情報はインターネットで拡散されてしまう。だからこそ大人は、子どもに恥ずかしくないように生きて行かなくてはいけないのに。
 うちの父さんは秋津の母さんと複雑な関係だそうだ。複雑な関係で僕が検索しようとしたら、父さんにタブレットを奪われた。
「検索ばっかりしないで、さっさとメシを食え」
 いつもの父さんとは違う、冷たい目。僕に後ろ暗いことがあるとき、父さんはそういう目をする。だってこれは、一度や二度じゃないから。
 僕は味のしない麻婆豆腐をご飯にかけて食べると、自室にこもった。ああ、今日も野菜がなかったな。野菜だけの食事よりはマシかもしれないけれど。
 タブレットを奪われた俺は、秋津の母親とのことをこれ以上詮索することができなくなってしまった。だけど、秋津は多分、僕を……違うな。僕というよりも父さんごと憎んでいる。だから今回困らせてやろうと思ったんだ。親の罪は子の罪になる時代なのか? 僕が一体何をした? それでも業というかカルマというものは子どもにも引き継がれてしまうんだ。カルマがなんだかは検索しないとわからないが。
 僕はさっさと風呂に入って寝ることにした。親からのカルマを断ち切る方法。それは子ども同士での話し合いだ。というか、それしか方法が思いつかない。秋津がどう思うかはわからないけど、話さないよりはマシだ。僕の父さんが君の母さんに何をしたのかはわからない。でも、謝らなくちゃいけないようなことをしたならば、息子の僕が謝らないと。
 入江の気持ちがちょこっとわかった。入江も同じなんだ。親の勝手で自分が頭を下げさせられている。いつだってそうなんだ。大人の罪を償うのは、子どもなんだ。
 その日、僕は目を閉じても眠れなかった。あまりにも情報過多で、考えることが多すぎたからだ。

 翌日――。朝、学校に行くと、すでに秋津は学校に到着していた。友達と話しているわけでもない。ランドセルを置くと、中身を机の中に移し替えていた。
「秋津、おはよ」
「おはよ。作文の話はなんとかしといてよ」
「そのことなんだけど」
「なに?」
 僕は秋津の腕を引っ張ると、ベランダに出た。ベランダなら人に話しも聞かれない。僕はまず、秋津に頭を下げた。
「ごめん! うちの父さんがお前の母さんになんかしたんだよな?」
「……なんかって、わかってないだろ」
 僕が顔をあげると、秋津は腕を組んでたベランダの外の景色を見た。
「何を見たのかは大体見当がつくよ。俺のこと検索したんだろ? それで『複雑な関係』っていうのを見た。それで何か誤解している」
「誤解っていうか……その、うちの父さんがお前の母さんと浮気したんじゃないのか?」
 はっきりとたずねると、秋津は難しそうな顔をした。
「浮気じゃないんだよな。うち、シングルマザーだし、お前の家もシングルファザーだろ? だから問題はないんだよ、多分。ただ、ふたりが別れたから、お前のお父さんが学校のカメラマンを辞めざるを得なかった」
 そうだったんだ……。父さんの女癖の悪さは昔からだけど、本当に最低だな。職場の相手に手を出したってことなんだから。
「俺は、そういう公私混同する大人が嫌いなんだ。母さんも一応、お前の父さんにフラれたことでショックを受けてな。俺に軽い暴力を振るってる。だから俺はお前に少し意地悪したかった。お前に非がないことはわかってるからな」
 ベランダのところに肘を置き、遠くを見つめる。秋津は大人だ。父さんと秋津の母さんの問題は、親と親の問題であり、息子である僕には関係ない。自分は暴力を振るわれているのに。
 でも、こんな親のことは知りたくなかった。星岡が濁した意味がようやくわかった。僕が知ることでショックを受けるとわかっていたから。でも僕は、自ら調べることを選んだんだ。知らなくていいことは山ほどある。知らないほうが幸せだってこともたくさんある。だけど、このことを知らなかったら、秋津はひとりでこのことを抱えていなければいけなかったんじゃないか?
「……ごめん。やっぱり」
「謝る必要はないって。親同士のいざこざなんだ。ただ、俺もガキだから。お前に当たっちまったんだよな」
 秋津の前髪が風に揺れる。少し茶色がかっているが、それは日差しのせいだろう。
「作文を提出したくないのは、これだけのせい?」
「それだけじゃない。俺はアメリカ国籍だって噂、聞いてるだろ? 国籍が違う子どものタイムカプセルは、学校内で保護されないんだって。つまり、タイムカプセルを書いても入れてもらえないんだそうだ」
「それって……人種差別じゃないか? っていうか秋津はどこからどう見ても日本人なのに」
「母さんと離婚した父さんの仕事の関係でさ、純粋な日本人だったんだけど、アメリカ国籍を取得したんだよ。おかしいよな、日本人なのにアメリカ国籍だなんて」
 だからなんだっていうんだ。やっぱりまたここでも大人の事情じゃないか。それでも提出しろというのは、まさに学校の体裁というだけのためだ。アメリカ国籍の子でもきちんと将来を描いて、ここの小学校でまともに夢を見ることができていますよっていうだけの。
 秋津には夢がある。科学者になるっていう。だけどその夢は、タイムカプセルに入れてもらえない。やっぱり僕らには夢を見る義務はあっても権利はないんだ。――絶望。その二文字が僕の頭の中に浮かんだ。何も知らないで書いた子や、嘘でもいいと妥協して提出した子たちは一生気づかないだろう。気づくとしても、大人になってからだ。僕らは大人じゃないのに、気づかなくていいことを知ってしまった。入江、白川さん、朝井、秋津、そして僕の五人は、きっと本当の夢なんて永遠に見られない。最低だ、こんな子ども時代! 子どもの頃って、もっと毎日が楽しくて、将来どんなものになりたいかなんて妄想しながら楽しく生きられる時期なんじゃないのか⁉ 現代の僕たちには、その夢すらないのか⁉ 自分勝手な大人たちのせいで! 涙が出そうになったのを誤魔化すために、教室の時計を見た。予鈴が鳴る時間だ。
「タイムカプセルの件はわかった。父さんのことは……」
「それは俺たちが関知することじゃないんだろうな。母さんのヒステリーが治まってくれるのを待つよ」
 秋津は先に教室に戻っていく。そのときちょうど星岡と僕は目が合った。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み