(二)-10
文字数 357文字
そして何よりも劇が上演されるホールの名前と同じ「星光」という文字が使われていた。まさかタワーの上で上演することはないだろうが、きっとこのタワーの中に会場があるのだろう。そう考え、拓弥はこの建物に入っていった。
建物に入ると、肝心の会場はあっさりと見つけることができた。入口からすぐにタワーに上ることの出来るエレベーターがあった。そして両脇にはホール入る入口があった。ドアが開かれ、その入口には「劇団パペット主催『ロミ夫とジュリエッ太』」の看板が出ていた。上演は文化祭が行われる二日間で三回あるらしい。今日は一回、明日は二回だそうだ。このホールは他の団体との兼用らしく、この劇団の次は別のサークルの催し物があるようだ。
ともかく、今の時間はちょうど翔太が出演する劇が開場中だった。拓弥は会場に入っていった。
(続く)
建物に入ると、肝心の会場はあっさりと見つけることができた。入口からすぐにタワーに上ることの出来るエレベーターがあった。そして両脇にはホール入る入口があった。ドアが開かれ、その入口には「劇団パペット主催『ロミ夫とジュリエッ太』」の看板が出ていた。上演は文化祭が行われる二日間で三回あるらしい。今日は一回、明日は二回だそうだ。このホールは他の団体との兼用らしく、この劇団の次は別のサークルの催し物があるようだ。
ともかく、今の時間はちょうど翔太が出演する劇が開場中だった。拓弥は会場に入っていった。
(続く)