第13話 5:30。

文字数 791文字

えー、今回当店のCD棚から紹介するのはfive thirty、1990頃のイギリスのバンドだったと思います。

the whoの記事書いた事もあるように、ノーザンソウルの持ってたある種の熱の白人的な解釈である所謂mods的な音が、限りなくツボな僕です。

やっぱり、行き着く先はsmall facesとか、the kinksの初期とかになってしまいますが、中でも一般的なイメージとしては代表格にあげられるthe whoのmod感と云うのは、実はある種独特なものだと思うわけで、個人的には「dogs」や「circles」あたりの、あの、朝日が昇り、夕陽が沈む、薄明感がそれだと思います。

そのthe whoの5:15って曲名をもじったバンド名を冠したfive thirty、遺したアルバムはたった一枚きりですが、素晴らしい名作です。

トリオ編成なので、よくthe whoよりthe jamに例えられる彼らですが、表面的な部分は確かにそうかもしれませんが、演奏力の面でthe whoには及ばないまでもthe jamよりははるかに卓越した彼ら、何よりどの曲にもあの薄明感が宿っていて、僕としてはthe whoからの影響をより強く感じます。

その彼ら、strange kind of urgencyという曲で

「今日、明日が欲しいんだ」と叫びます。

この、ヒリヒリする様な焦燥感は、何かを本気でやった事がないとわからないし、表現できないでしょう。

ここで連呼される「tomorrow」ほど、強い意味を持って響く言葉は、なかなかありません。

「you」での「how long?」の連呼も素晴らしい。


( -_・)?

そうか、連呼すれば良いのか。

んじゃ、お言葉に甘えて。

ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛、ほどよい繁盛。

あほくさw
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