第3話 【変な先生】

文字数 504文字

何をするときも虫は僕の頭の周りをつきまとう。
僕の友達に僕と遊ぶようにいいつける。たのむ、お願いする。
僕はその日は夜まで帰れない。
僕は居留守をする友達の家の前に3時間座っていた。
しばらくすると虫がまた頭の周りをまわりだして、言った。
「もう一回チャイムをならせ。」

外に出ると虫は自慢話をする。どれだけ自分が強いか、どれだけ立派なことをしているか話す。そのとき、なぜか僕は特別な気分にもなった。
その時は、虫たちってすごいんだ、そう思った。

でも、友達の親たちにも自慢話をして、僕の友達関係はなぜだかいつも壊れていく。

嫌だったことがある。
学校の先生にどうして面倒をちゃんと見ないのか、虫たちは言ったことがある。
そうしたら、先生は僕の敵にまわった。僕は教室から多目的室に移されて、
授業を受けれなくなった。そして、みんなが給食を食べ終わった掃除の時間に、「はやく給食を片付けなさい」とホコリまみれの中、食べた。
それが3日たって、僕は学校に行くのをやめた。
すると、虫たちは「家にいるな!
学校に行け!」と僕に怒った。
僕は理由をいうと、虫たちは僕の味方をして、先生に怒った。
僕の席は一番後ろの席になって、なにをしても放置された。
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