第9話【虫対策】

文字数 270文字

僕は虫がうっとおしくなった。
その時の虫は友達だった親から
殺虫スプレーをかけられた。
シュー。シュー、シューとね。

僕のコミニティーを壊してしまうから
なにも教えないことにした。
虫はどこかへ飛んで行った。
でも、とんだ先でまた、嫌がられたのか、僕の元へ戻ってきた。
その繰り返し。
僕の周りをまだ飛び回る。

僕はどうすることもできなくて、放置することにした。
だって楽だから。

僕は、ある日、夜中、ぶらぶらしていたら補導された。そして警察に連れていかれた。
虫たちは夜だから、来なかった。そして次の日も僕を迎えには来なかった。
僕は虫たちから見捨てられた。完全に。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み