第5話:賢治商会を立ち上げ独立

文字数 1,563文字

「古くからの顧客の農家が多く農繁期には買い物を依頼され、実家の小型トラックを借りて出かけた」
「そうなると一年中、仕事が増え月給、平均20万円を越え、買い物の代行業も増えた」
「運送料は、代金の5%、電化製品はを設置料金まで運賃含め代金の10%をもらった」
「この買い物代行と電化製品の設置、修理などを始めると年収200万円を越えた」

「そして友人の教えてもらい『賢治商会』と言う名の有限会社登録をした」
「それにより軽トラック、バイクのガソリン代など多くの伝票を経費で請求できた」
「親しくしているお客さんから新米を5キロ下さる農家の人もいて、随分、助かった」
「そのうち農閑期に温泉旅行、海辺に団体で釣りに連れて行ってくれるとありがたいと言われた」
「その要望に、答えるべく、普通免許を取ろうと決心」

「そこで人目につかぬ山奥の原っぱで実家のカローラを借りて運転の練習を続けた」
「1995年9月14日、地元の運転免許試験所で学科試験と実地試験を受験」
「1995年10月1日、普通免許試験を受け合格」
「そこで10月16日、沼津の中古車屋でハイエースの中古車を65万円で購入」

「支払いを月賦にし、ハイエースを買ったと、なじみのお客さんに伝えた」
「農閑期11月、1泊2日で下田の温泉旅館に宿泊するツアーを企画し定員8人が集まった」
「賢治は11日、朝10時に家を出て8人のお客さんを乗せ11時過ぎに下田の温泉に到着」

「その後、お客さん達と下田港周辺を散策。それから昼食をとって温泉ホテルにチェックイン」
「その後、宴会で大いに盛り上がり、麻雀する人飲み続ける人に別れ、夜遅くまで楽しんだ」
「賢治は酒を飲むと運転の疲れか、床に入り、すぐに寝てしまった」
「翌朝、7時、まだ仲間達は熟睡中なので1人で海が見晴らせる露天風呂に入った」

「その後ホテルの食堂で、仲間達と朝食をとった」
その日は、天気が良くホテルの外の海辺を散歩して写真を撮って部屋にもどると10時を回っていた。それでも2.3人が起きて飲みすぎたと言い、お茶を飲んでいた。11時までに風呂に入ったりして全員集合。下田の街に出て、みんなで、昼食をとることにした。

「魚の旨そうな店を探し刺身定食やお寿司を食べたが、やはり、うまい」
「仲間の佐藤さんが、今度、西伊豆、南伊豆まで行って釣りを楽しもうと言った」
「是非、農閑期に行こうと言われ、企画しておいてくれよと頼まれた」
「11月12日に佐藤さんから電話で11月16日の夕方、西伊豆へ魚釣りに行こうと言わた」

「メンバー8人が決まり次第、電話すると言われ了解した」
「その後、連絡が入り、メンバーが決まった」
「修善寺を出るのが夜18時で西伊豆、宇久須港に出かけた」
「修善寺で全員を拾って天城を越えて土肥金山から海岸線を南下」
「恋人岬を過ぎると宇久須港に19時に到着」
「仲間が、おにぎり、いなり寿司を持参し、粉末の味噌汁に湯を入れ食べながら釣りを続けた」

 父が世話になった証券会社の担当者が、栄転で東京の支店に異動になり、その送別会に参加した。
「その証券マンが絶対してはいけない事として信用取引と信用売りは絶対に手を出すなと言った」
「その時のベテラン証券マンの怖い顔を今でも忘れない」
 1995年12月25日、兄の三井浩一と長女の三井明美が東京から帰ってきた。その時、日本でも日本電気、富士通がパーソナルコンピューターの新製品を発売していると語った。

近々インターネットを回線をNTT、KDDI、ソフトバンクを日本中にインターネット回線を引くという情報を田川が話した。そのインターネットを使って新しい商売する企業の株を是非、買いたいと田川が真剣に賢治に話していた。田川が、賢治に俺のNECのパソコン、買い換える予定だから古いのをやるからインターネットしろと言った。
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