第3話:芝山と夢子の結婚と引っ越し

文字数 1,678文字

 家が見つかり、夜18時になり、夕食を取りながら、引越は、1980年11月20日木曜日にしようと決めた。夕食後、明日、結婚届を出しに行こうと言われ、十津川和子は、そうだ、私、彼と結婚するんだと、何か、不思議な感じがしたが、何か、わくわくする気持ちと不安が、ごちゃ混ぜになった。

 今後の身の振り方について芝山伸吾と話をすると、突然、芝山が、君と結婚したいと言い、結婚して二人三脚で音楽業界で生きて行きたいと言った。あまり突然の話で、十津川和子は困って、ちょっと考える時間を下さいと言い、3日間の時間をもらい、結論を出すと答えた。その後、日出学園時代の女友達に3人と会って、それぞれのアドバイスをもらいった。

 これからも東京で音楽の業界で生きて行くには、芝山伸吾と一緒にいた方が良い。自分は、芝山伸吾が好きかどうか、1人になって考えて見ると、依頼されて、一生懸命に彼のためならと曲を作ったのも間違いないし、彼はスタイルも格好いいし、やさしいし私の事を第一に考えてくれ、プロダクション会社と戦い、クビになっても訴訟を起こし金を手に入れてくれた。

 どう考えてもノーと言う選択肢がないことに気づいた。そして、3日目に芝山さんと会って結婚の申し出を受けますと告げた。すると、ニコッと笑い、これからどうして行きたいと聞くと、芝山さんの考えはと、聞き返した。芝山は、君のお金1億円と今後の曲の印税、僕の財産の1500万円で、住む所を探そうと語った。

 東京まで、近くて2DK以上の家に住み家賃は10万円以下と言う条件だと言った。君の気持ちがわかれば、家探しを始めようと話した。不動産屋を訪ね始め、調べて見ると、埼玉県和光市が池袋まで近くて2LDKで10万円で駅から徒歩10以内のアパートが見つかった。実際に見学しに行くと、リビングダイニングキッチン12帖 和室 6畳 洋室6帖 で理想的。

 池袋から東武東上線急行で2駅で12分と非常に近いので直ぐ契約。家が見つかり18時になり、夕食を取りながら引越は1980年11月20日木曜日にしようと決めた。夕食後、明日、結婚届を出しに行こうと言われ、十津川和子は、そうだ、私、彼と結婚するんだと、何か、不思議な感じがしたが、何か、ワクワクするように、気持ちと不安とが、いっしょくたになった。

 レンタカーを借りて段ボールを手に入れてくるから少ししたら、君のアパートへ持っていくと言い去って行った。十津川和子は、家に帰った。、引越をするために、タンスの衣類を出し、本棚の本も出した。30分位して、芝山君が来て、重たい物用の小さな段ボールと、軽い物用の大きな段ボールを20枚ずつ運んできて、これで足りるだろうと言うと、十分ですと答えた。

 そして、俺も家に帰って引越の用意をしてくるからといい帰って行った。翌日、芝山さんから昼に電話がかかり、役所に結婚届を出しに行き、昼食を取りながら、明日、何時頃、君の家に行ったら良いと聞かれ、ここから、和光市駅のアパートまでどの位かかるのと聞かれ、1時間あれば十分だろうと答えた。朝9時でも10時でも構いませんというと、中を取って9時半に来ると言った。そして、引越当日となり、2トンロングボデーのトラックで彼女の家に行くと玄関誓うの所に大小の段ボールが14個出来上がっていて、次々と2人でトラックに積み込んだ。

 ギターは、自分で運ぶと言ので了解した。次に、芝山の家に行くと、ダンボールが22個あり、手分けして運び、家具がなくなっていたので聞くと、引き取り業者に持っていってもらったと言った。そして、昼前に、東京の北部を出て、40分くらいで和光市に到着して、荷物を大きなリビングダイニングに運び込んだ。

 その後、2つの6畳に部屋に2人の本箱を組み建てて本を入れ、十津川和子は、組み立て式の洋服タンスを組み立てて、洋服を入れ、布団類も押し入れに入れた。そして、新しい、組み立て式のダイニングテーブルと椅子と茶箪笥とテレビ、冷蔵庫、洗濯機、洗剤や、必要な物を買いに行った。そして、全て終わったのが午後17時頃。
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