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文字数 373文字
きみの左にいる
きみのピアスが揺れる
ゴールド色のひし形ピアスにきみは手をやる
ぼくはきみのその仕草が好き
少しはにかんで笑いながら
前を向いたまま飾り気のないしなやかな指で
位置を確認するように手をやる仕草
ぼくはきみの左にいる
二重にしては切れ長で まっすぐ見るきみの
やさしい目が好き
きみのまっすぐさが
澄んだ黒目や目頭に表れている
目尻が下がる笑顔とのギャップに
ぼくはやられてしまう
きみの左にぼくはいる
きみの少しハスキーな声は
優しくぼくを包み込む
きみの声は心を潤してぼくを安心させてくれる
きみとただ一緒にいるだけで
なんだかドキドキしたり
なんだか暖かい気持ちになったり
なんだか空気がゆっくり流れたり
何もない場所が特別な空間になる
とくにしゃべる必要なんかなくても
ただ左に きみの左にぼくを感じて
安心したり ちょっと勇気が出せたり
ぼくと同じように感じてくれたらいいな
きみのピアスが揺れる
ゴールド色のひし形ピアスにきみは手をやる
ぼくはきみのその仕草が好き
少しはにかんで笑いながら
前を向いたまま飾り気のないしなやかな指で
位置を確認するように手をやる仕草
ぼくはきみの左にいる
二重にしては切れ長で まっすぐ見るきみの
やさしい目が好き
きみのまっすぐさが
澄んだ黒目や目頭に表れている
目尻が下がる笑顔とのギャップに
ぼくはやられてしまう
きみの左にぼくはいる
きみの少しハスキーな声は
優しくぼくを包み込む
きみの声は心を潤してぼくを安心させてくれる
きみとただ一緒にいるだけで
なんだかドキドキしたり
なんだか暖かい気持ちになったり
なんだか空気がゆっくり流れたり
何もない場所が特別な空間になる
とくにしゃべる必要なんかなくても
ただ左に きみの左にぼくを感じて
安心したり ちょっと勇気が出せたり
ぼくと同じように感じてくれたらいいな
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