文字数 363文字



僕のことを知らない君
君のことを知らない僕
それぞれのところの価値観の中で
それぞれの目で見た喜怒哀楽
僕らは少しずつ生活を知り
その端々の何処かで
知らず知らず交わり
何かの悪戯と必然さで
お互いの見えないフェンスの中に
入り込んでは足りない知識を
学んだり修正したりしながら
自分が持った最強だと思えるカードが
その時々には相応しくないものがあると
認めつつも何だかぶつかり合うことが
君とのことだけに限って
嫌じゃなく感じられた時に
いつの間にか知り合いから
友達になっていてそして今は
唯一無二の大切な存在になってる
もちろん僕がいなくても君は生きていけるし
その逆だとしても僕も生きていける
でも僕はその空いてしまった寂しさを
取り戻せないかもしれない
君が同じかは知らないけれど
でもできるだけ同じ場所で
同じ時間を過ごしたいから
今日もこの空の下で手を繋いで歩こう
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