その７

私は綺麗なベッドの上に横たわっていた。

白いブランケットの下の私は
コスはそのままだけどヘルメットは外されそしてレーザーガンは持っていない状態だった。ブーツは探すとベッドの脇に
揃えて置いてあった。

上身を起き上がらせ見えた場所はライトブルーの光の中に虹色の光が散りばめられた光に満ちた
まるでエデンのような眺め。

葉が光を反射し煌めく木々や透明な水をたたえる泉や
その周囲に自生する植物の色々な青い花。

空気は澄んでいてマイナスイオンでいっぱいのはず。


辺りに見惚(みと)れている私に
「目が覚めたか」と声が届いた。

「あ，あなたは！」と私。

赤と紫の場所でピンチの私を守ってくれた
あの，救世主の憧れの人は目の前にいた。

あの時は黒いマントを身に着けていたけど
今は白い服を全身に纏っている。

白いシャツにスーツに白いマントそして手袋も。

ヘルメットは被っていないところの長めのショートヘアのビビッドなピンク色の髪を白い手袋で払い除け腕を組んだ。


私はベッドの上から降りようとしたけど

白い手袋に押し戻されベッドに座り込んだ。


「おまえ，助かって良かったな」
と言われ，私は言葉と同時に向けられた微笑みが綺麗で
可愛らしくて更に見惚れていた。

「俺はマコトという。おまえは?」

ボーッとしつつある私は
「マコトくんって言うんだね，私は瑠花(るか)だよ。」と
ハッとしながら答えた。

マコトくん，...

アニメキャラかロックスター診たいなピンク色の髪，
よく見たら青い目も綺麗。

背はそんなには高く無いけどスラッとやせている。

本当に見惚れてしまう。