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詩集 百万年の孤独
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前のエピソードへ「第7話 あの娘」
第8話 ビッグバン
文字数 160文字
宇宙はビッグバンから始まったという
ならば、貴方も私も そこの小石だって
もとは一つだったのだ
皆が私の兄弟で
皆が私の父母だったのだ
それなのに
ああ それなのに 分離してしまった
別れたことから悲しみは始まった
もう良いでしょう?
還ろうよ あの空間に
戻ろうよ あの麗しの密度に
私はビッグバンの木霊
すべてがあの爆発のエコー
還りましょう
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第9話 雨上がり
詩集 百万年の孤独
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第1話 百万年の孤独
第2話 無意味な言葉
第3話 火が燃える
第4話 犬っころみたいな愛
第5話 狭間
第6話 サボテン
第7話 あの娘
第8話 ビッグバン
第9話 雨上がり
第10話 ガラクタのペンダント
第11話 空の食物連鎖
第12話 冬の薔薇
第13話 白鷺
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