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詩集 百万年の孤独
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前のエピソードへ「第12話 冬の薔薇」
第13話 白鷺
文字数 152文字
家路を急ぐ脇を
スーッと掠める白鷺
音も無く 天女の様な優美さで
小川の上を滑る様に飛び
花なら水仙か百合が似合う
ただ生き延びるためなら
あんなにも美しくなくとも良いのに
自然が鍛えた機能美だけでは
とても説明がつかぬ
ロマンはそこかしこに落ちているのだ
見つける人が減っただけ
美はあちこちにあって
発見されるのを待っている
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詩集 百万年の孤独
夢咲香織
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第1話 百万年の孤独
第2話 無意味な言葉
第3話 火が燃える
第4話 犬っころみたいな愛
第5話 狭間
第6話 サボテン
第7話 あの娘
第8話 ビッグバン
第9話 雨上がり
第10話 ガラクタのペンダント
第11話 空の食物連鎖
第12話 冬の薔薇
第13話 白鷺
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